日本のW杯対戦国もテストマッチ…ポーランド、セネガルともに先制点を生かせず

FWロベルト・レワンドフスキは驚愕のミドルシュートを突き刺すが…

　国際親善試合が8日に行われた。日本代表とロシアW杯グループリーグで戦うポーランド代表、セネガル代表も本大会に向けて調整を進めている。

　ポーランドはチリ代表と対戦。前半30分、エースストライカーのFWロベルト・レワンドフスキがペナルティーアーク手前から驚愕のミドルシュートを突き刺すと、34分にはMFカミル・グロシツキが折り返したボールをMFピオトル・ジエリンスキが右足で合わせ、2-0とリードを広げた。

　しかし、ポーランドは前半38分に1点を返されると、1-2で折り返した後半11分に同点に追いつかれ、2-2でドロー決着。FWアレクシス・サンチェスやMFアルトゥーロ・ビダルら主力不在のチリに勝つことができなかった。なお、ポーランドは、12日にリトアニアとの国際親善試合を予定している。

　日本と第2節で戦うセネガルは、同じくW杯出場国のクロアチア代表と対戦した。前半はスコアレスに終わったが、後半3分に一本のロングパスで裏を取ったFWイスマイラ・サールが左足でねじ込み、先制に成功した。

　しかし、クロアチアが反撃。後半18分、ゴール正面で獲得したFKをFWイバン・ペリシッチが蹴り込むと、壁に当たりながらもGKの逆を突いて同点に追いつくと、33分にはFWアンドレイ・クラマリッチがゴールネットを揺らし、2-1でクロアチアが逆転勝利をおさめた。

　クロアチアはW杯前ラストマッチを白星で飾り、本大会へ。セネガルは、11日に“仮想日本”韓国との国際親善試合を行う。
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