興梠2発も実らず…甲府、小塚のアウェーゴールで浦和撃破!2戦合計3-2で11年ぶりベスト8
ゲキサカ / 2018年6月9日 18時37分
[6.9 ルヴァン杯PO第2戦 浦和2-1甲府 埼玉]
ルヴァン杯は9日、プレーオフステージ第2戦を行った。埼玉スタジアムでは浦和レッズとヴァンフォーレ甲府が対戦し、2-1で浦和が勝利。しかし、2戦合計3-2と甲府が第1戦のリードを守り抜き、2007年以来、11年ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。
2日に行われたアウェーでの第1戦を0-2で落とした浦和は、その試合から3人を変更。第46回トゥーロン国際大会に出場しているU-21日本代表から呼び戻したDF橋岡大樹の他、MF阿部勇樹とMF山田直輝も先発起用された。対する甲府は、2人を変更。DFエデル・リマとFW金園英学に代え、DFビョン・ジュンボンとFW堀米勇輝を先発で送り出した。
ホームの大声援を受け、立ち上がりから攻め込む浦和。前半19分、ハーフェーライン付近でボールを奪い、山田のパスを受けたFW興梠慎三が斜めのドリブルから左足を一閃。DF今津佑太の股下を抜けたシュートがゴール右隅に吸い込まれ、先制に成功した。さらに24分、MFマルティノスがPA右のスペースへ浮き球パス。これに反応した興梠がループシュートを決め、2-0。2戦合計2-2で振り出しに戻した。
立て続けに失点した甲府だが、前半27分に貴重なアウェーゴールを奪う。ビョン・ジュンボンが前線に出したパスにFW森晃太が反応。一度はDFマウリシオに奪われるが、森が諦めず追い続け、PA内でこぼれたボールをMF小塚和季が体を投げ出してゴールにねじ込み、2戦合計3-2で再び優位な状況に立つ。
浦和は前半終了間際のアディショナルタイム2分、FW武藤雄樹の左CKからニアに飛び込んだ山田がヘディングシュート。これはGK河田晃兵の手を弾いてクロスバーを叩き、絶好のチャンスを逃した。
アウェーゴールを許したため、2点が必要な浦和は後半開始からマルティノスに代え、MF柏木陽介をピッチに送り出す。だが、なかなかチャンスを作れないでいると、浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督は11分に武藤を下げ、FW李忠成を投入した。
甲府は後半15分に2枚替え。森と堀米に代え、FW田中佑昌とFWリンスと攻撃的な選手を送り込んだ。すると、19分にビョン・ジュンボンの縦パスを受けた小塚がPA左手前から左足を振り抜く。しかし、GK西川周作の手を弾いて左ポストを叩き、突き放すことはできなかった。
直後に浦和は阿部に代えてMF武富孝介を投入。3枚の交代カードを使い切った。敵陣でパスを回し、ボールの主導権を握るものの、最後のところで精度を欠き、1点が遠い。すると甲府は35分、PA右から田中がクロスを入れ、ファーサイドのMF高野遼が頭で落としたボールをリンスが右足ボレー。決定機だったが、橋岡のブロックに阻まれた。
甲府は後半43分に小塚を下げ、DF道渕諒平を投入。集中した守りで浦和に反撃を許さず、逃げ切りに成功した。試合は1-2でタイムアップ。甲府は敗れたものの、第1戦のアドバンテージをいかし、2戦合計3-2で準々決勝に駒を進めた。
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●[ルヴァン杯]PO第2戦 スコア速報
●ルヴァン杯2018特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
横浜FCが“リベンジ”許さず…岡山をPK戦の末に下し、ルヴァン杯3回戦で名古屋と激突
ゲキサカ / 2024年4月24日 22時4分
-
MF武田英寿が待望の浦和初ゴール!!「自分自身、思いも入っていた」…浦和、鳥取に5発快勝でルヴァン杯3回戦へ
ゲキサカ / 2024年4月24日 21時53分
-
鳥取vs浦和 試合記録
ゲキサカ / 2024年4月24日 21時53分
-
柏ストライカーが古巣・浦和へ“恩返し弾” 長身190センチFW2戦連発…ホームで5戦ぶり勝利
FOOTBALL ZONE / 2024年4月12日 20時55分
-
FW木下康介がまた決めた!! エース細谷不在の柏、浦和下して5戦ぶり勝利
ゲキサカ / 2024年4月12日 20時54分
ランキング
-
1連敗の阪神・岡田監督「フォアボールが絡むよな、点が入る時に」木浪のライナー帰塁判断「そら難しいよ」
スポニチアネックス / 2024年5月4日 21時42分
-
2【ボクシング】西田凌佑がプロ9戦目で世界王座を獲得 バンタム級世界王者は3人が日本人に
スポニチアネックス / 2024年5月4日 18時39分
-
3巨人 阪神に延長10回サヨナラ連勝!吉川が決めた「抜けろっ!と」8回には丸が千金同点打 トラえた1差
スポニチアネックス / 2024年5月4日 20時59分
-
4大谷翔平が“大絶叫”「Come on!」 感情むき出し…ファン興奮の気迫が「まじかっけえ」
Full-Count / 2024年5月4日 14時56分
-
5【ヤクルト】5時間4分の死闘ドローも単独3位浮上 高津臣吾監督「7点取ったので勝たないといけない試合だった」
スポーツ報知 / 2024年5月4日 23時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください