鋭い読みで決勝カウンターの起点に…桐光学園の2年生ボランチ中村「どれだけ通用するか試したい」
ゲキサカ / 2018年6月9日 18時49分
[6.9 総体神奈川県予選3回戦 桐光学園高2-0桐蔭学園高 日大藤沢NFグラウンド]
鋭い読みから繰り出すインターセプトで、チームの初戦勝利を導いた。桐光学園高MF中村洸太(2年)は後半22分、相手ボランチからボールを奪ってFW西川潤(2年)にパス。これが決勝点につながり、「CBが出そうとするのが分かったので、遅れて行くことでパスを出させた」と“してやったり”の表情だった。
「アイツは中盤でチョコチョコやるのが持ち味なので」。同級生の西川が評したように、センターハーフでの気の利くプレーが目立った中村。先制点の場面だけでなく、後半33分にも素早い読みから相手のパス軌道に入り、ダイレクトに頭で合わせて西川へ預ける。FW敷野智大(3年)のフィニッシュは外れたが、最後まで集中を切らさないことを示すプレーだった。
読みの鋭さは「自分は身体能力があるわけではない」ことの裏返し。「2個、3個先のプレーを予測して、付いていかないといけない」と常に気を配っているようだ。もっとも、この日のプレーは「まだ100%ではなかった」と及第点は与えられず。「勝てたことは良かったけど、点を決めたかった」と次への課題を残した。
総体予選で全国行きを目指す中村だが、全国経験といえば東急SレイエスFC時代の2016年度クラブユース選手権を思い出す。3冠王者となった清水ジュニアユースに初戦で敗れており、悔しさは今もなお残っている。「レベル高い人がたくさんいるけど、どれだけ通用するか試したい」と語る2年生ダイナモは「この大会でもっと活躍して、チームとしても個人としても成長したい」と意気込んでいる。
(取材・文 竹内達也)●【特設】高校総体2018
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