『EPTS』もW杯初導入…全32か国にタブレット端末を支給、リアルタイム分析が可能に
ゲキサカ / 2018年6月14日 10時11分
ロシアW杯から導入される新制度として、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が注目されているが、もう一つ時代の大きな転換点となりそうなものがある。それは『EPTS』と呼ばれるシステムだ。これによって全チームの分析担当者は、リアルタイムでベンチと交信することが可能となる。
正式名称は『エレクトロニック・パフォーマンス&トラッキング・システム(略してEPTS)』。FIFAの公式サイトによると、「モニターを使って、選手やチームのパフォーマンスを向上させる技術」と説明されている。ロシアW杯から使用が許可されることになった。
本大会では参加32チームの技術スタッフに対し、ベンチとの直通回線が用意される。両端にはタブレット型端末が支給され、専用カメラからのライブ映像を受け取りながら、両者はリアルタイムで連絡を取り合うことが可能に。そのうえで、監督はベンチから選手に指示を出せるようになる。
また、データ端末で得られるのは映像だけではない。認証マーク付きのデバイスを選手たちが着用すれば、選手やボールのトラッキングデータのほか、加速度計や位置情報との関連データ、心拍数などのフィジカルコンディションとの紐付けもできるようになっているという。
なお、国際サッカー評議会のレギュレーションによると、認められていない機器を使った場合など、不適切な使用の際には退席処分もあり得ることが明記されている。本大会を観戦する際には、各国のスタッフ陣がどういった使い方をしているかに注目しても面白そうだ。
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