“急に足が伸びてくる”セネガル相手に貴重な経験。U-16代表MF成岡、次は「もっとやれる」
ゲキサカ / 2018年6月16日 8時29分
[6.15 U-16インターナショナルドリームカップ第2節 U-16日本代表 0-2 U-16セネガル代表 ユアスタ]
U-16日本代表のMF成岡輝瑠(清水ユース)はアフリカ勢のセネガルについて「難しかった。急に足が伸びてくる。感覚が分からなかった」と振り返る。普段ならば通っているだろうパスや、ドリブルは一瞬で前に入ってくる相手にインターセプトされ、カウンターで押し返された。前日のパラグアイ戦から続けて先発した4人はまだ“免疫“ができていたが、7人の初先発組は面食らったところもあったかもしれない。立ち上がりに連続で競り負けて失点し、思うような攻撃ができないまま後半突き放されて0-2で敗戦。2連敗となった。
その中で成岡はボランチ、左MF、右MFと複数のポジションでプレー。「時間が経つに連れて慣れてきた。攻撃では前に出て、守備では戻るということを繰り返す役割はできていたと思う」という。技術力高く、アイディアもあるMFは横川旦陽(湘南U-18)らとともに中盤で良く走り、勝利を目指していた。
後半立ち上がりなど、成岡を含めて3人、4人が絡んでテンポよくボールを繋いだ時間帯もあった。中盤で前を向いた選手が起点となってチャンスを作りかけたシーンもある。だが、失点を早く取り戻したいという焦りや、インターセプトされたくないという迷いがある中、全体的に間で受けること、攻撃のリズムを作ることができずに完敗。チームの課題となっている序盤の失点も成岡は「もったいなかった。早い時間に失点すると難しいという話はしていたけど……」と残念がった。
この日は自分たちのプレーを十分に出すことができなかった。だが、9月開幕のAFC U-16選手権を突破し、19年U-17W杯に出場すればセネガルと再戦できる可能性もある。「そうしたらもっとやれると思う。足が出てくる感じも想定できるので。チームとしても」と成岡。残るはスペイン戦1試合となった「U-16 インターナショナルドリームカップ2018 JAPAN presented by 朝日新聞」で少しでも自分たちの力を出して、成長してアジア予選に繋げる。
(取材・文 吉田太郎)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
プレミア開幕5連敗、1-8の敗戦から「めちゃくちゃ」成長した静岡学園。攻守で強さを示し、静岡連覇!
ゲキサカ / 2024年11月17日 7時57分
-
注目MF福本一太主将「選手権まで負け無しで行こうと」。大阪制覇から中3日の阪南大高がU-16代表候補に5-1で勝利
ゲキサカ / 2024年11月15日 9時19分
-
初招集10名超のU-16日本代表候補が大阪合宿最終日に阪南大高、C大阪U-18と練習試合。経験を変化のきっかけに
ゲキサカ / 2024年11月14日 11時59分
-
乗り越えた桐光の大きな壁。横浜創英が初の神奈川決勝進出!
ゲキサカ / 2024年11月5日 13時34分
-
先制被弾で目覚めた“08ジャパン”、大量9発でU17アジア杯予選首位発進!! 谷大地が衝撃4発デビュー&浅田大翔もハット達成
ゲキサカ / 2024年10月24日 3時49分
ランキング
-
1八村塁の“協会批判”に渡辺事務総長「五輪前にミスコミュニケーションあった」ホーバス体制変更なし明言
スポニチアネックス / 2024年11月20日 17時40分
-
2プレミア12で対戦の米国代表、会見では不在なのに大谷翔平の話題に「野球への愛を…」「信じられない」
スポーツ報知 / 2024年11月20日 15時1分
-
3日本を変貌させた”10か月前の敗戦“ 解決に指揮官の“秘策”…命運分けたどん底と冨安健洋の発言
FOOTBALL ZONE / 2024年11月20日 19時10分
-
4《白昼ラブホ不倫から4年》競泳・瀬戸大也(30)と馬淵優佳(29)が離婚協議へ「すでに別居」「夫婦関係の修復は不可能」〈水泳界のスター夫婦に何が〉
文春オンライン / 2024年11月20日 16時0分
-
5早田ひなが初戦敗退 パリ五輪以来102日ぶり実戦復帰、左腕にはテーピングも…「全部出せた試合」
スポニチアネックス / 2024年11月20日 19時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください