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終盤追いつき、9人目までもつれ込んだPK戦制す!桐光学園が3年ぶりに夏の全国へ!:神奈川

ゲキサカ / 2018年6月16日 20時1分

 PK戦は後攻・桐光学園の2人目を厚木北GK橋本駿がストップ。直後に厚木北3人目のシュートが左ポストを叩くと、その後は両校譲らず、8人目まで成功し続けた。迎えた9人目、厚木北のシュートを右に跳んだ桐光学園GK北村が止める。これは蹴る前に動いたという判定で蹴り直しになったが、その蹴り直しのキックがクロスバーを越えて失敗に。直後、桐光学園の9人目、松永が右足シュートを決めて熱戦に決着をつけた。

 桐光学園にとっては、先制されて終盤まで0-1が続く苦しい展開だった。それでも今年の強みであるサイドの突破力などを活かして攻め続けて追いつき、PK戦でも食らいついて白星を引き寄せた。底力を見せて全国切符を掴み取った選手たちに対し、鈴木勝大監督は「(PK戦を含めて)選手たちが(自分の力を)信じて気持ちよくやってくれた」と頷いていた。

 今年、鈴木監督は力を持っていると認める選手たちに「成長していくストーリーを作って行こう」と語りかけているのだという。毎週、努力を重ねて選手権まで積み上げていくストーリー。望月が「インターハイだから頑張るのではなくて、1試合1試合頑張ってその先にインターハイの切符がある」と語るように、先を見すぎることなく、目の前の階段を一歩一歩上ることにトライしてきた。そしてこの日、大一番を乗り越えたことで得た成長を加速させる機会。望月は「きょう本当に勝ち切れたのは、みんなの成長に繋がる。明日もしっかり勝って全国に繋げたい」と語った。

 桐光学園は怪我によって複数の欠場者がいる中、松永や北村らチャンスを得た選手の活躍もあって掴み取った全国切符。インターハイ予選中も成長を遂げた名門が高い目標も持って全国に臨み、最大目標の冬へ向けて力をつける。 

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018

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