「チームに迷惑をかけた」乾に本田が“愛のムチ”
ゲキサカ / 2018年6月20日 4時48分
[6.19 ロシアW杯グループリーグ第1節 日本2-1コロンビア サランスク]
切り込み隊長としての役割を担った。左サイドハーフの位置で先発出場を果たした日本代表MF乾貴士は90分間ピッチに立ち続け、持ち味のドリブル突破も見せた。しかし、本人は自身のパフォーマンスに納得いかなかった。
自身にとって初めての大舞台となったが、「緊張はなかった」と試合開始から積極的なプレーを披露。しかし、前半15分にはMF香川真司のスルーパスからフリーでPA内に侵入したものの、右足でとらえたシュートはゴール右に外れて決定機を逸してしまう。その後は左サイドでボールを受け、中央への鋭い切り込みでゴールに迫るも、相手の激しい寄せに遭ってピッチに倒れ込む場面も目立った。
「前半は自分自身、良くなくてチームに迷惑を掛けてしまった。後半はそれを引きずらずに切り替えないといけないと思って入ったので、ちょっとはマシにはなった」。しかし、後半12分にFW大迫勇也のパスから放ったシュートをGKダビド・オスピナに阻まれ、同21分には得意な形から右足で狙うもDFダビンソン・サンチェスにヘッドでクリアされるなど得点は生まれず、「何度かシュートチャンスがあった中で決めないといけない場面もあったし、そこはすごく反省点」と悔しさを滲ませた。
当然チームの勝利には喜びを表しており、「チームにとって重要な勝ち点3だし、何よりデカい勝利だった」と語りながらも、反省点を「冷静になって見て行かないといけない」とも口にしている。「この勝ちを無駄にしないためにも、次のセネガル戦が大事。そこに向けて調整していきたい」と次戦で、自身の最高のパフォーマンスを見せようと準備を進める。
本人が納得いくパフォーマンスを見せられなかったと感じたように、MF本田圭佑も乾について「不完全燃焼で、満足いくプレーを一つも見せていないと思うし、次から貪欲に行こうという気持ちになると思う」と感じたようだ。乾の能力の高さを知っているからこその“愛のムチ”であり、次戦以降の好パフォーマンスに期待している。
(取材・文 折戸岳彦)
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