ストリートフットボールプレーヤーの国内No.1は千坂奎選手に決定

最優秀選手に選ばれた千坂奎選手

　アディダス　ジャパン株式会社はロシアW杯開幕後の16日、東京・六本木ヒルズアリーナでストリートフットボールプレーヤーの国内No.1を決める「TANGO　LEAGUE　TOKYO　FINAL　2018」を開催した。

　このイベントは予選1組4チームの2グループリーグ制に分かれ、グループリーグを勝ち上がった4チームでトーナメント形式による決勝戦を実施。またチームだけでなく、それぞれの試合で活躍した選手から国内におけるストリートフットボールプレーヤーNo.1を決定した。選ばれた最優秀選手はロシアで開催される世界大会「TANGO　LEAGUE　FINAL」(7月12～15日に開催予定)へ出場する。

　世界大会への切符をかけたFINAL　MATCHには、元日本代表の指令塔、中村俊輔が登場した。中村が所属する磐田のチームメートである川又堅碁や古巣・横浜の飯倉大樹、浦和・榎本哲也、元日本代表の坂田大輔さん、元横浜の天野貴史さんといった強力メンバーがそろって「俊輔FIVE」を結成し、エキシビションマッチを実施。ここで、P_LEAGUE　U25所属の千坂奎(ちさか・けい)選手が見事なクリエイティビティを発揮した。

　同社の最新スプリントスパイク"X 18"を着用して、スピード感溢れるボール裁きを見せた千坂選手について、中村俊輔は「すごく上手!　パスのセンスも最高」と絶賛。千坂選手は「自分は細かい技術より、気持ちで勝負するタイプなので、自分の良さを出して世界大会でも頑張りたい」と意気込みを語った。

　現在開催中のロシアW杯で"X 18"を着用しているのは、日本代表の10番を背負う香川真司のほか、槙野智章、酒井高徳、ブラジル代表の若きエース、ガブリエル・ジェズスらも履いていることで注目を集めている。