[MOM2553]昌平MF渡邉建太(2年)_代表決定戦で予選初出場、抜擢に応えて公式戦初ゴール!
ゲキサカ / 2018年6月23日 22時44分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.23 総体埼玉県予選準決勝 成徳深谷高 0-2 昌平高 埼玉スタジアム第2G]
全国出場を懸けた大一番で公式戦初ゴールが生まれた。昌平高は前半34分、インターハイ予選初先発のMF渡邉建太(2年)が先制ゴール。MF原田虹輝(3年)の右アーリークロスで中央のFW西村悠希(3年)がDFを引きつけると、ファーサイドでフリーの渡邉が「当ててしっかり決めよう」と右足ボレーでゴールを決めた。
藤島崇之監督はその時点で一番良い選手を起用するというスタンス。準々決勝から準決勝までの一週間、「キュッと行くスピードがある。技術レベル高く、カットイン、クイックネス、速さが充実している」という渡邉のトレーニングの状態を見て先発抜擢を決めたのだという。
試合2日前に「調子良いね。先発行くかも」と言われた渡邉は驚き、その後は緊張の時間を過ごしたことを明かしていたが、覚悟を決めて臨んだ試合で大仕事を成し遂げた。渡邉は県1部リーグで出場していたものの、今大会はこれまで出場機会ゼロ。それでも試合に出るために一生懸命トレーニングしてきたことが出番と、結果に結びついた。
他のサブ組の選手たちにも刺激を与えるゴール。本人は「前半の方とかもっと自分がボール持って仕掛けられたら良かった」と首を振り、両足を攣らして途中交代したことにも悔しさを滲ませていた。だが、自信をつけたことも確か。得意のドリブルやゴールに絡むプレーを全国でも見せるために、また努力を続けてチャンスを掴む。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018
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