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日本vsセネガル 試合前日の西野朗監督会見要旨

ゲキサカ / 2018年6月24日 5時12分

―規律以外にセネガルで注意するところは。
「前線の2人の選手、サイドのマネ選手しかりだが、個々のスピードに対してグループでディフェンスを考えても、そういう状況を打開してくるような破壊する力が個々に存在する。組織的に守ろうとしても個の力ですべて粉砕される状況が考えられるし、入れ違った瞬間という中で対応もしないといけない。直線的なプレー、力というものが攻撃のベースにあると思うので、しっかり遅らせる、止める、推進力を抑える対応をチームとして考えないといけない」

―日本を出発する前に「小さな奇跡がなければコロンビアに勝てない」と言っていたが、なぜ悲観的だったのか。
「『奇跡を起こせますか』という質問を受けたので、『コロンビアに勝つことは小さな奇跡ですよ』と答えただけで、奇跡という言葉は、昔、(アトランタ五輪で)ブラジルを破ったことの中で言われていると思うが、決して私も選手たちもそうは思っていない。奇跡という言葉が独り歩きしていて、また同じことを聞かれたので、そういう意味で『勝てれば小さな奇跡かもしれない』と。ネガティブというか、悲観的に答えたわけではない。実際、勝つためにコロンビア戦に向けて準備してきたし、現実、それを実現できたので、奇跡とも思っていない」

―ベースはコロンビア戦と変えないと話していたが、メンバー、システムについて考えているプランは。
「日本のジャーナリストからそういう質問をされるとどうなんでしょうか(笑)。あまりお話はしたくないところでもあるが、全員がピッチに立てるという現実がある。しかもコンディションが決して悪い選手がいない中で臨めるということで、選択肢はもちろんある。ただ、初戦、数的優位な状況の中で戦い切れたというところもあるので、基本的にスタートメンバーはコロンビア戦ということを現時点では考えている」

―セネガルを恐れているのか。特別なプランはあるか。
「恐れるということはまったく思っていないし、我々のチーム力に自信を持って臨みたいと思う。ただ、今までイメージしてきたアフリカのチームとはまた違う強さ、先ほどから何度も言っているチームとしての強さが今回のセネガルにはある。そういうアフリカのチームに対する対応というのは今までなかなかなかった。個々の選手に対する対応はできる部分もあったが、そういう選手たち、活躍しているスーパースターの選手もいるので、個だけではないチームに対してどう対応していくかる。そこの対応には難しさもあるので、選手とここ数日、どう対応していくか、どう戦っていくかの準備をしてきた。恐れるというよりは楽しみに考えたいと思うし、どう攻略するかというのを明日見せたいなと思う」

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