「勝ち切りたい」最後は愛弟子に託した指揮官…宇佐美がW杯デビュー
ゲキサカ / 2018年6月25日 8時37分
[6.24 ロシアW杯グループリーグ第2節 日本2-2セネガル エカテリンブルク]
残り3分からのW杯デビューだった。後半42分、日本代表MF宇佐美貴史(デュッセルドルフ)がMF乾貴士に代わって左サイドに入る。今大会初出場の26歳がついにW杯のピッチを踏んだ。
後半アディショナルタイムを含めても約7分間のプレーに「時間も短かったし、一瞬で終わった」と振り返った宇佐美だが、指揮官は残り時間わずかなタイミングで引き分け狙いに入るのではなく、あくまで勝ちを目指してアタッカーを投入した。
「最後は宇佐美か、あるいは抑えにいくための選手を投入するかのチョイスもあったが、勝ちに行く選択をした」。西野朗監督は試合後の記者会見で、最後の交代カードを切る際の心境について「勝ち切りたい。追いついて引き離したい。わずかな時間でワンチャンス、(宇佐美)貴史にあると思って、最後、勝ち切りたい思いであいつを出した」と、宇佐美投入を決断した理由を説明した。
1-2と勝ち越しを許した直後の後半27分にMF本田圭佑、同30分にFW岡崎慎司を投入し、その2人が絡んで同33分の同点ゴールが生まれた。最後はG大阪監督時代の愛弟子である宇佐美を投入し、逆転ゴールを目指したが、あと一歩及ばなかった。
「オフェンシブなメッセージを送り続けたいと思って3人をチョイスした」。3枚の選手交代の意図を語る指揮官は「3人ともオフェンシブな選手であるのは間違いない。あとはタイミングの問題。自分の中ではベストな切り方だった」と振り返った。
(取材・文 西山紘平)
★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2018W杯ロシア大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2018W杯ロシア大会日程&TV放送
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
“茨の道はミライへのステップ” JFL首位高知が3試合未勝利を糧に難敵との次戦へ「チャレンジャー精神で」
超ワールドサッカー / 2024年9月20日 17時0分
-
G大阪 一番乗りで天皇杯4強進出 ポヤトス監督の「秘蔵っ子」岸本が決勝ゴール
スポニチアネックス / 2024年9月12日 6時3分
-
狙い通りの2ゴールで“POTM”に輝いた南野拓実「立ち上がりから90分トータルでもいい試合ができた」
超ワールドサッカー / 2024年9月6日 2時23分
-
「魂を見せてくれた」柏に泥臭く勝ち切った東京Vは勝ち点40超え…城福監督「残留はこのクラブで絶対的に与えられた使命」
超ワールドサッカー / 2024年9月1日 7時35分
-
もう「点はいい」 CBで2戦連発…絶好調の28歳DFまさかのゴールパフォ“秘話”
FOOTBALL ZONE / 2024年8月22日 12時10分
ランキング
-
1記録ずくめの大谷翔平が「タッチの差」で唯一逃した大記録 3発、6安打、10打点で「51―51」も
スポーツ報知 / 2024年9月20日 14時49分
-
2元大関・貴景勝が現役引退を発表 年寄・湊川を襲名 大関在位30場所 首など度重なるけがに泣く…21日に会見
スポーツ報知 / 2024年9月20日 18時29分
-
3「野球史上最高の日だ!」大谷翔平が「50-50」の歴史的偉業を達成するまでの軌跡
日刊SPA! / 2024年9月20日 15時48分
-
4《破局後に即ブロック》バレー女子日本代表監督・眞鍋政義氏、不倫相手に「チームの内部情報」を漏洩か「あいつはあれと付き合ってんねん」 本人は不倫を否定
NEWSポストセブン / 2024年9月20日 16時21分
-
5大谷翔平「50―50」のスポーツ報知号外をMLB公式Xが紹介
スポーツ報知 / 2024年9月21日 1時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください