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サウジ、逆転で24年ぶりのW杯勝利!サラーは大会2点目も初勝利はお預け…

ゲキサカ / 2018年6月26日 1時10分

サウジアラビアが意地を見せて勝利をつかみとった

[6.25 ロシアW杯A組 サウジアラビア2-1エジプト ボルゴグラード]

 ロシアW杯のグループリーグ最終節、A組のサウジアラビア代表対エジプト代表は、2-1でサウジアラビアが逆転勝利。ロシアでの最後の一戦を勝利で飾った。

 2連敗で両チームのグループリーグ敗退は決まっている。しかし、サウジアラビアにとっては1994年アメリカ大会以来の勝利、エジプトにとってはW杯初勝利を懸けた一戦。序盤からゴール前のシーンが多く見られた。

 サウジアラビアはボールをつないでゴールに迫っていくと、ペナルティエリアの外から積極的にシュートを放っていくが、シュートは枠をとらえられない。

 対するエジプトは、本大会に入って守護神の座を奪われていたGKエサム・エル・ハダリが初先発をはたし、45歳161日でW杯最年長出場の新記録を樹立。4-2-3-1の2列目右サイドには、プレミアリーグ得点王のFWモハメド・サラーが入った。

 ボール支配率を高めて攻めるサウジアラビア。アタッキングサードまではボールを運べるが、ゴール前でのアイディアに乏しく、決定機をつくることができない。すると22分、MFサレム・アル・ドサリのパスを中盤でカットしたMFアブダラー・サイドがすぐさまDFラインの裏にロングボールを入れると、走り込んだサラーがワントラップから左足でループシュート。間合いをつめていたGKヤセル・アル・モサイレムの頭上を抜いて、エジプトが先制する。

 高いディフェンスラインを敷いて反撃に出る相手に対し、カウンターに出たエジプトはハーフライン手前で受けたMFトレゼゲがサラーへスルーパスを送る。エジプトの背番号10はGKとの1対1を迎えたが、チップキックはゴール右へと外れて2点目を奪うことはできなかった。

 37分、MFサルマン・アル・ファラジが左サイドのMFサレム・アル・ドサリへ展開、リターンをアル・ファラジが左足で狙ったが、シュートはDFアハメド・ヘガジーのブロックにあってしまい、サウジアラビアのゴールは遠い。それでも、DFヤセル・アル・シャハラニのクロスがDFアハメド・ファティの手に当たり、PKを奪取。41分、キッカーのFWファハド・アル・ムワッラドがゴール左へ放ったシュートは、GKハダリの左手、クロスバーに当たってゴールとはならない。

 アディショナルタイム、DFアリ・ガブルがムワッラドを倒したとして再びPKが宣告される。エジプトの抗議で主審がVARで確認するも判定は覆らず。キッカーをファラジに代えたサウジアラビアが今度はPKを成功させて、W杯で5試合ぶりの得点を挙げ、同点で前半を折り返す。

 後半立ち上がり、サウジアラビアがボールを握ったが、GKハダリの好セーブもあってゴールを奪うことができないまま時計の針は進んでいく。エジプトも3つの交代枠を使い切って勝ち越し点を奪いにいくも、シュートもままならず。頼みの綱のサラーも、警戒されてゴールに迫ることができない。

 しかし、最後の最後にドラマが待っていた。後半アディショナルタイム、DFモハメド・アル・ブレイクのクロスをMFアブドッラー・オタイフが落とすと、MFサレム・アル・ドサリが右足を一閃。これがゴールネットを揺らし、決勝点に。劇的なゴールでサウジアラビアが、24年ぶりのW杯勝利を手にした。
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