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韓国メディアが日本の“時間稼ぎ”を批判「一番の被害者は観客」

ゲキサカ / 2018年6月29日 9時29分

韓国メディアが日本の采配を批判

 フェアプレーポイントにより決勝トーナメント進出を決めた日本代表に対し、韓国メディア『スポーツ・メディア』が「一番の被害者は観客」と批判した。

 29日、日本はロシアW杯グループリーグ第3節でポーランド代表と対戦。引き分け以上が自力での決勝トーナメント進出の条件だったが、後半14分にセットプレーから先制を許す。だが、同時刻キックオフのでコロンビアがセネガルを1-0とリードしていたため、負けても2位通過できる展開だった。

 ここで西野朗監督は“負けているのに攻めない”ことを決断。ブーイングを浴びながらもボールを丁寧にまわした。結果的にコロンビアが1-0で勝利したが、もしもセネガルが追いつけば日本は敗退となる大胆な賭けだった。

 26日に行われたデンマーク対フランスも互いの利害が一致し、スコアレスドローに終わり、両チームは批判を浴びた。同メディアは、「このような試合が再び出てきてしまった」と報じ、「最大の被害者は、最終的に観客だ」と日本の采配を批判した。

「“世界の祭り”W杯を見るという期待感に高価なチケットを購入してスタジアムに入場した観客は、勝利に向けた選手たちの血と汗の代わりに、意味なく転がるサッカーボールを見る必要があった。スポーツマンシップが不足しているスタジアムを、怒りの観客のブーイングが包み込んだ」
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