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イニエスタが語り尽くした本音…バルサ、W杯、そして日本のこと

ゲキサカ / 2018年6月30日 18時42分

ロングインタビューに応えたイニエスタ

 ロシアW杯を戦うスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが大会開幕前にスペイン「エル・パイス」紙のインタビューに応えた。ヴィッセル神戸移籍の決意、バルセロナ時代の思い出、ロシアW杯への覚悟、8,000字に及ぶロングインタビューを一部抜粋してお届けする。

★記事全文はクーリエ・ジャポンで公開中

――とても嬉しそうな様子で日本から帰国されましたね。ヴィッセル神戸との契約を交わしたのは正しかったと実感されたのでしょうか。

日本のことは前から少し知っていました。日本の文化や日本人の親切さなどね。バルセロナ時代に何度か日本でプレーしたことがあって、日本には好感を持っていました。そして今回、神戸の選手になることを表明するため訪日した際の経験も素晴らしいものでした。私も家族も日本でうまくやっていけると確信しています。

――バルセロナを去る直前に経験したような思い出深い瞬間を振り返るのは好きですか?

そうした瞬間はいまも胸のなかにあります。バルセロナに別れを告げたときのことはいまも常に脳裏に浮かびます。ここ最近の出来事をいまも反芻している状態です。こうした思い出があるのを嬉しく思います。本当に素晴らしく、大切な思い出です。

―― 一番の思い出は?

一番、力を、ポテンシャルを発揮できたという意味では、コパ・デル・レイの決勝です。

でもリーガ・エスパニョーラにおける最後の試合、レアル・ソシエダ戦は、あらゆる意味で特別でした。カンプ・ノウでのこと、観客席に「Infinit Iniesta(無限のイニエスタ)」の文字が浮かび上がったことに感激しました。胸が一杯になりました。あんなふうに送り出してもらい、思いやってもらい、心打たれました。

――ピッチであなたに交代の声がかかってメッシと抱擁を交わし、彼にキャプテン・マークを渡した瞬間も感動的でした。

無言の抱擁、でも強い思いのこもった抱擁でした。まるで「俺たち、一緒にすごい経験したな!」と言っているかのようでした。こんなに多くのことをシェアできたのはお互いにとって幸せなことでした。

私はあの抱擁でメッシがいわんとしたことを感じ取ろうとしました。たぶんそれはその後、彼が言ったようなことだと思います。(メッシはその後、こう書いている「君がいなくなって寂しくなるよ。君が残す空白はとてつもなく大きい」。)

――バルセロナにとって先のシーズンはとても順調な良いシーズンでしたが、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)だけはレアル・マドリーに優勝を奪われました。これをどう受け止めましたか。

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