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[プレビュー]ボールを“持たされる”のは…フランスvsベルギー

ゲキサカ / 2018年7月10日 18時0分

[プレビュー]ボールを“持たされる”のは…フランスvsベルギー

[7.10 ロシアW杯準決勝 フランス(日本時間10日27:00)ベルギー サンクトペテルブルク]

 98年大会以来、5大会ぶりの世界一に王手をかけるか。それとも初のファイナル進出を果たすのか。徐々に調子を上げてきたフランス代表と今大会全勝と好調を維持するベルギー代表が、決勝行きのチケットを争って激突する。

 グループリーグではオーストラリア、ペルー、デンマークと対戦して2勝1分の勝ち点7で首位通過を果たしたフランスだが、決して内容が伴っていたわけではなかった。特にドローで両者が決勝トーナメント進出が決定する第3戦デンマーク戦では、積極性と集中力を欠いてミスが目立つだけでなく、今大会初のスコアレスドローに終わり、スタジアムがブーイングに包まれたほどだ。だが、決勝Tに入ると、いきなりギアが上がった。ベスト16で対戦したアルゼンチン戦では19歳FWキリアン・ムバッペが圧巻のパフォーマンスを披露し、スコアこそ4-3ながらも内容では圧倒。さらに準々決勝ではFWアントワーヌ・グリエーズマンの1得点1アシストの活躍でウルグアイを2-1で退け、3大会ぶりに準決勝へと駒を進めた。

 一方のベルギーはグループリーグで格下のパナマ、チュニジアを3-0、5-2と危なげなく退けて早々に突破を決めると、ともに主力を温存したイングランド戦も1-0の勝利を収め、グループ1位で決勝Tに進出した。ベスト16では日本に2点を先行される苦しい展開となりながらも、MFマルアン・フェライニとMFナセル・シャドリを同時投入して流れを引き寄せ、後半アディショナルタイムの高速カウンターから決勝点を奪取。さらに準々決勝ブラジル戦では、守備時に4バックになる可変システムを採用したロベルト・マルティネス監督の策が見事にハマり、“王国”を2-1で撃破して32年ぶりの準決勝へとたどり着いた。

 ともに鋭いカウンターを装備しており、どちらがボールを“持たされる”展開になるかは一つのポイントになりそうだ。フィニッシュまで持ち込めないようなら、高速カウンターの餌食になる可能性が高く、たとえ敵陣深くでも不用意なミスは避けたい。仮に速攻を浴びた際にはムバッペをMFアクセル・ビツェル、そしてFWロメル・ルカクとMFエデン・アザールをMFポール・ポグバとMFエンゴロ・カンテが、いかに封じることができるか。カウンターの急先鋒となるアタッカーから自由を奪い取ることは、中盤の底を預かる彼らにとって重要なタスクになるだろう。

■FIFAランキング
フランス 7位
ベルギー 3位

■対戦成績
ブランス 24勝19分30敗

■テレビ中継
NHK

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