[プリンスリーグ九州]攻守の要が印象的なプレー。大津がインハイVへ向けて弾みの1勝
ゲキサカ / 2018年7月16日 12時26分
活躍は、守りだけに留まらない。「自分がCBに入る意味はボールを配球するため」と話すように、最終ラインからの組み立てで攻撃のスタート地点としても、機能。中でも相手にとって、脅威になったのは右CBから対角に繰り出すロングフィードで、この日は水野への配球が何本も通り、相手は大きなスライドを余儀なくされた。
アディショナルタイムには運動量が落ちた相手の隙を突いて、自陣から福島がロングパス。いち早くゴール前を抜け出した大崎が冷静にGKをかわして追加点を奪うと、そのまま2-0でタイムアップを迎えた。水野が「2点獲れたことと、ゼロで抑えられたことはインターハイに向けて大きい。あとは一丸となって、自分たちの力を信じて、今までやってきたことを全部出せれば、全国制覇も夢ではない。注目されている分、硬くなるかもしれないけど、注目を力に代えて、インターハイでは良いプレーできるようにしたい」と口にしたように、実りの多い勝ち点3となった。
(取材・文 森田将義)●2018高円宮杯プリンスリーグ特集
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