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ライバル離脱も意識高くプレーしたU-17代表左SB下川太陽、試合終盤に走力発揮して決勝点!

ゲキサカ / 2018年7月17日 18時46分

後半35分、U-17日本代表の左SB下川太陽がループシュートで決勝点

[7.16 国際ユースin新潟第3節 U-17日本代表 2-1 U-17新潟選抜 デンカS]

 左SBのポジションを争うDF成瀬竣平(名古屋U-18)が、U-18メキシコ代表との初戦(14日)で右肩を脱臼。治療のため、最終節を前に離脱した。成瀬とポジションを争っていた左SB下川太陽(C大阪U-18)は、責任感を感じていたという。メキシコ戦で前半36分から出場した下川は、続くU-17クロアチア代表戦、そしてU-17新潟選抜戦でフル出場。クロアチア戦では先制点に繋がるPKを獲得し、新潟戦では後半に自陣から走り切って決勝点をマークした。

「(成瀬)竣平くんが怪我したんですけれども、『ポジション争う人がいなくて、その中で自分がどれくらいできるか』、と(秋葉)監督にも言われていたし、(メキシコ、クロアチアとの)この2試合は自分がフル出場するというのは検討がついていたので、その中で走り切れたのは良かったです」。名古屋でトップチームデビューを果たしている注目DFが離脱した中、下川は目に見える結果を残して優勝に貢献した。

 新潟戦の決勝点は得意の形だった。1-0の後半35分、前がかりになっていた相手からボールを奪うと左サイドを独走。前方でタッチライン際に開いたFW栗原イブラヒムジュニア(三菱養和SCユース)にパスを入れる。そしてリターンを受けて1対1となったGKの上を越すループシュートを決めた。

「当ててそのままゴールに行くというのはイメージ通り。あとはGKが出てきたのでループで狙いました。完璧です」。後半40分に1点を返されたが、下川のゴールが決勝点となってU-17日本代表が勝利した。

 02年の早生まれの下川は今年、プレミアリーグWESTなどでアピール。今回、初めて同学年の世代の代表チームに招集された。そこで「思い切ってできたのは良かったです」という下川は縦への推進力ある仕掛けや、苦しい時間帯でのオーバーラップを発揮。利き足こそ違うものの、日本代表DF長友佑都のように、小柄でエネルギッシュなプレーを見せるSBは、より上の世代の代表チームに食い込んでいくことを目指す。

(取材・文 吉田太郎)

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