1失点を悔しがるJ注目GK相澤ピーター・コアミ「どんな試合でも勝てるGKに」
ゲキサカ / 2018年7月17日 23時30分
[7.16 国際ユースin新潟第3節 U-17日本代表 2-1 U-17新潟選抜 デンカS]
Jクラブが注目するU-17新潟選抜の192cmGK相澤ピーター・コアミ(日本文理高)は、U-17日本代表を相手に成長を示すようなプレー。前半37分には抜け出してきた相手FWとの1対1を止め、PA内外からのシュートにも良く対応していた。
だが、本人は1本を決められたことを悔しがる。前半36分、ペナルティーアーク付近からU-17日本代表MF岩本翔(G大阪ユース)に決められて失点。決してスピードのあるシュートではなかったが、岩本が右足を振り抜く前に入れたわずかなフェイントで立ち位置がずれ、コースを突く一撃への反応が遅れてしまった。
昨年度の選手権で一躍脚光を浴びた超大型守護神。本格的にGKを始めてから日が浅いが、そのサイズ感、運動能力の高さを活かしたシュートセーブ、そして会場を沸かせるに十分な左足キックなど、ポテンシャルは高い。2月にナショナルGKキャンプも経験し、「選手権のときよりはミス少なくなってきていると自分で感じています」というGKはこの日のU-17日本代表戦が代表入りへのアピール機会だと考えていた。
後半30分に交代するまで好守を見せていたが、チームを勝たせることはできず。「代表は自分としても入りたいという気持ちがあって、きょう本当に大事な試合だった。勝たせられていないので、どんな試合でも勝てるGKになっていかないといけない」と良いプレーをするだけでなく、チームを勝たせられるGKに成長することを誓った。
各年代を代表するGKたちとトレーニングしたナショナルGKキャンプについて「他の選手がシュートブロックやブレイクアウェイが上手くて刺激になりました。他の選手が凄すぎて、自分が(何が)できているかよりも、早く(彼らに)追いつこうと思う方が強かった」と振り返る。大いに刺激を受けたナショナルGKキャンプから、セービング前の体重移動や細かなポジショニングなど、意識してライバルたちに追いつくことを目指してきた。
インターハイ新潟県予選は準決勝で優勝校の新潟明訓高に0-1で敗戦。選手権から成長した姿を全国舞台で見せることは冬に持ち越しとなっている。今は2月に力の差を見せつけられたライバルたちに、負けないように日々進化していくこと。そして、プリンスリーグ北信越や選手権予選など目の前の試合を勝つことで、プロや年代別日本代表入りへアピールする。
(取材・文 吉田太郎)
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