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[MOM539]専修大MF郡紘平(2年)_“全国連続ゴール”を目指す

ゲキサカ / 2018年7月21日 9時6分

MF郡紘平が専修大に3年ぶりとなる総理大臣杯出場を手繰り寄せた

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.21 アミノバイタル杯順位決定戦 専修大1-0流通経済大 たつのこ]

 専修大に3年ぶりとなる総理大臣杯の出場権を手繰り寄せたのは、2年生MF郡紘平(徳島市立高)の一撃だった。

 スコアレスで折り返した後半6分、左サイドから上がったDF小林岩魚(4年=甲府U-18)のクロスは相手DFに防がれたが、こぼれ球が郡の足もとに入る。

「信じて走って行くだけだった。たまたま相手のクリアがいい所にこぼれてきて、決めれたという感じです」

 ゴールネットを揺らすと迷わず控え選手のもとへと駆け寄る。W杯で活躍したフランス代表FWアントワーヌ・グリエーズマンのゴールパフォーマンスをやろうと決めていたが、もみくちゃにされてそれどころではなかった。「全国に?そうですね、取っておくということで」。嬉しい宿題が出来た。

 郡にとって、全国大会は相性のいい舞台でもある。徳島市立時代は1年時と3年時に2度の高校選手権出場を経験。最高位は2回戦までだが、経験した3試合すべてで得点を奪う活躍を見せた。

「点取り屋ではないけど、ゴールを取ることは常に意識しています。全国大会では全試合取ってますね。継続?できるように頑張ります」

 昨年は最終節で奇跡の1部残留を決めるなど苦しいシーズンを送った専修大だが、今季は前期を終えて3位。その勢いをアミノバイタル杯でも継続して3年ぶりとなる総理大臣杯出場を決めた。

 22日には早稲田大との5位決定戦を残す。総理大臣杯の出場権には関係ないが、シード権をかけた大きな試合にもなる。「日程的にも厳しくなると思うし、勝つ勢いを持って総理大臣杯に向いたいです」。

(取材・文 児玉幸洋)

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