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福岡の“自力奪首”は消滅…新戦力デビューの東京Vにスコアレスドロー

ゲキサカ / 2018年7月21日 22時59分

[7.21 J2第24節 福岡0-0東京V レベスタ]

 J2リーグは21日、第24節を各地で行い、アビスパ福岡がホームで東京ヴェルディが対戦した。福岡は1試合消化が少ないため、勝てば自力で首位に立つ可能性が残されていた中での一戦。だが、スコアレスドローに終わり、勝ち点1を積みあげるにとどまった。

 ホームの福岡は前節讃岐戦(○3-1)から先発1人を変更。FW森本貴幸に代わってFWドゥドゥが入った。一方の東京Vは前節山口戦(○3-1)から2人を変えた。G大阪から移籍してきたFW泉澤仁が初先発を飾り、FW李栄直もスタメンに名を連ねた。

 序盤は東京Vがやや優勢。前半6分、MF内田達也のミドルシュートは枠を外れたが、同18分にはDF奈良輪雄太のクロスに李が頭で合わせた。同24分にはFWドウグラス・ヴィエイラのヘッドが枠を捉えたが、DF岩下敬輔がギリギリでクリアした。

 福岡は前半38分、MFユ・インスのスルーパスにドゥドゥが抜け出したが、GK上福元直人がビッグセーブ。終了間際にはドゥドゥのシュートのこぼれ球に反応したDF輪湖直樹がPA内から狙うも、シュートは枠を外れていった。

 後半は互いに決定機をつくり出せず、じりじりとした展開。東京VはFW林陵平、福岡はFW城後寿とFW石津大介を投入するなど勝負に出た。だが、福岡は31分、DF實藤友紀のロングシュートは上福元に横っ飛びでセーブされた。

 東京Vは後半35分、李に代わって神戸から移籍してきたFWレアンドロを初めて投入する。だが、新10番はチャンスメークにかかわるのみで決定的な仕事はできず。互いにとって悔いの残るスコアレスドローとなった。
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