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29歳指揮官も「予想外」…ロングスロー決勝弾の柏、好チーム新潟を下してクラセン白星発進

ゲキサカ / 2018年8月5日 23時25分

 さらにアディショナルタイム2分、新潟は最終ラインとGKの連携ミスからボールがゴール前に流れると、柏MF山田雄士(3年)が先に追い付き、無人のゴールに流し込まれて立て続けの失点に。終始プレミアリーグ勢相手に奮闘を見せたものの、試合は0-2のままタイムアップ。大事なグループリーグ初戦を落としてしまった。

 新潟の入江徹監督は「最初は受け身になったが、だんだん相手に慣れてきたことで、形が少し出せるようになっていた。ですが、最後の部分で少し手こずってしまった」と悔しそうな表情。柏のポゼッション対策も行ってきたというが、「グラウンドが思った形じゃなかったですね」と肩を落とした。

 とはいえ、和田、岡本のCBコンビは強みを見せ、主力GKがそろって負傷したため急きょ登録変更からの初先発となった土山も経験を積めたのは収穫。続く試合も鳥栖U-18、G大阪ユースと「なかなか対戦することができないチーム」が立ちはだかるが、決勝トーナメント進出を狙って果敢に挑む構えだ。

 一方の山中監督は「速く攻撃に入るところで、もう少し落ち着いてプレーできれば良かった」と課題を指摘しつつ、「その中でも後ろの選手たちが集中を切らさずにゼロで抑えてくれた。相手のカウンターではドリブルのうまい選手がいましたが、いい対応をしてよく耐えてくれた」と守備陣を称えた。

 先制点の場面には「自分も『投げるのか!』って思いましたし、予想外の形でした」と苦笑いも見せたが、「球際の強さは求めてきたところ」と高評価を口に。「強豪揃いのグループですが、初戦で勝ちを取れたことで、選手たちも落ち着きを持ってプレーできるはず」と決勝トーナメント進出に向けて意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)●第42回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会特集ページ

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