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空中戦封じられ、決定機逃すも…エースの使命を果たした柏U-18森海渡「信じて走った」

ゲキサカ / 2018年7月22日 23時23分

決勝点を決めた柏レイソルU-18のFW森海渡

[7.22 日本クラブユース選手権U-18大会GL第1節 柏U-18 2-0 新潟U-18 宮城総合]

 得意の空中戦は封じられ、決定的なシュートは外した。だが、最後に違いをつくり出したのはやはりエースの仕事だった。柏レイソルU-18FW森海渡(3年)は試合終了間際、ロングスローからの展開で決勝弾を記録。夏の全国大会の大事な初戦でチームを勝利に導いてみせた。

 試合全体をとおして見れば満足のいく出来ではなかった。「相手CBのヘディングが強くて、空中戦では結構勝てなかった。そこは今後の課題です」。184cmのDF岡本將成(3年)を中心とした新潟の守備に立ち上がりから沈黙。相手を褒めたくなるパフォーマンスではあったが、世代屈指のストライカーにとっては越えなければならない壁だろう。

 そんな試合の中でも、決定的なチャンスは2度ほど訪れた。1回目は後半12分、ショートカウンターから左サイドを突破したFW正田徳大(3年)のアーリークロスに反応し、ニアサイドに勢い良く飛び込んだ。だが、ボールは無情にもクロスバーに直撃。試合後には「1回外してヤバいなと思った」と率直に振り返った。

 だが、挽回のチャンスは残されていた。スコアレスで迎えた後半33分、起点は「めっちゃ飛ぶので確実な武器ですね」(森)というDF吉田新(3年)のロングスローだった。ニアサイドでDF真家元彦(3年)がフリックすると、ファーサイドに一直線。「こぼれるならそこだと思って信じて走った」と得意の形だった。

 この日はピッチコンディションの影響もあり、「得意のボールタッチやポゼッションができなかった」と振り返ったが、「蹴る回数が多くなっても悪くなかった」と不慣れなスタイルにも手応え。「ニアに行ったり、ボールに向かったり、いろんな形を見極めてやれればいい」と今後に向けてプレーの幅を広げていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)●第42回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会特集ページ

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