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ユース取材ライター陣が推薦する総体注目の11傑vol.3

ゲキサカ / 2018年8月2日 22時51分

DF岸本駿朔(市立船橋高、3年)
「名門イチフナが誇るエアバトラーがとうとう全国の舞台に登場。昨シーズンの全国総体終了後に出場機会を得ると、あっという間にレギュラーを奪取。今シーズンは高円宮杯プレミアリーグEASTでも驚異的なヘディングの高さを武器に、並み居る強豪のフォワードとも互角以上に渡り合う逞しさを披露している。『上手くはないけどマジメで頑張り屋。彼がウチでこうやって秋口からポジションを取って、試合に出たというのは1つの成功例』と朝岡隆蔵監督も、その人柄と努力に一目置いている」

DF関口聖人(関東一高、3年)
「昨年は夏も冬もレギュラーで全国を経験したセンターバックは、年が明けて1月から長期離脱。ようやく6月に戦線復帰すると、ディフェンスリーダーとしてチームを束ね、5大会連続の全国出場へ大きく貢献した。ビルドアップに不可欠な足元の上手さと、対人能力の高さもさることながら、『自分は明るさみたいな部分でチームの役に立てないと、あとは何もないと思う』と自ら話す“明るさ”がもたらす好影響は、復帰後のチームの雰囲気を見れば明確。『強い気持ちをもって、相手に何もやらせないようなプレーをしたいですね』と高校最後の夏に“打倒イチフナ”と“日本一”への意欲を燃やしている」

MFバスケス・バイロン(青森山田高、3年)
「今大会の優勝候補であり、高円宮杯プレミアリーグEASTでも上位に付ける青森山田において、攻撃のリズムに良い意味で“破調”をもたらせるレフティアタッカー。仕掛けるタイミングとはたくタイミングの使い分けも整理されてきた印象で、ベースポジションを右に置く彼のアイデアが、流れの中からの攻撃を下支えする。ワールドカップではフィリペ・コウチーニョのプレーに注目していたそうで、プレミアEASTの鹿島ユース戦では、ゴールを決めた後にコウチーニョのパフォーマンスも披露してみせた」

MF高橋黎(國學院久我山高、3年)
「都内きっての強豪校で入学直後からスタメンを張り続けてきた司令塔が、『これで負けたら今までの久我山は消える』という覚悟で臨んだ総体予選を勝ち抜け、とうとう念願の初全国へ。久我山では中盤のエースが背負ってきた14番を託されるも、『自分は“シンプルさ”で14番を語っていければいいかなって思っています』と口にした通り、アンカーの位置からシンプルなボールタッチで攻撃のリズムを操りつつ、守備のフィルターとしてもその能力は向上中。『「久我山は凄く良いサッカーをやっているな」と全国の皆さんにまた知ってもらえるようなプレー』を待ち焦がれた晴れ舞台で見せ付ける」

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