興國高の後輩が明かす、清水MF西村恭史の高校時代と“ハンパない”一面
ゲキサカ / 2018年8月4日 8時10分
今年のJリーグは例年以上に10代選手の活躍が光るスタートになっています。ゲキサカではプロ1、2年目選手の高校時代を知る後輩たち(現役高校生プレーヤー)に対して、現在プロで活躍するヤングプレーヤーの高校時代についてインタビュー。彼らのピッチ内、ピッチ外で“ハンパなかった”一面や意外な一面とは?
第12回は清水エスパルスのMF西村恭史選手です。ルーキーイヤーの今年もルヴァンカップで2試合に先発出場フル出場。184cmの大型で技術レベルも高いボランチは、フランス代表の大型ボランチMFポール・ポグバと比較され、“和製ポグバ”と期待する声もある注目プレーヤーです。その西村選手は大阪の新鋭、興國高でブレイク。高校3年時には抜群のキープ力とパスセンスの高さ、そしてディフェンス面でも力を発揮して清水入りを勝ち取り、U-18日本代表候補にも選出されました。その先輩の高校時代について、来季からともにJリーグの舞台で戦う左SB起海斗選手(山口内定)とFW村田透馬選手(岐阜内定)が教えてくれた。(紹介してくれた2人の写真はコチラ)。
―2人にとって西村選手はどんな先輩だった?
村田「最初FWやっていて、僕が一緒に行かせてもらった鹿児島遠征でヤスくんはFWで出ていて、点獲って、チームも結構勝ってMVPか何かの賞ももらっていた。その時はFWとして上手いというよりはセンスを感じていました。その後、監督がCBをやらして最後中盤になった時も足元あって、背がデカくて、キックもあったんですけれども、特に(3年時に)プロ決まって夏の遠征にプロの練習からチームに合流した時にみんながビックリするくらいになっていた。ボールを奪われないし、ホンマにヤバかったです。守備もボール奪えるし、ヘディングも凄かった」
起「FWの時のヤスくんはあまり印象にないんです。でも、ボランチになってからホンマに『ポグバ』っす。点獲れるし、奪えるし、パスでチャンスを作れる。凄いっす」
―彼のハンパないところは?
村田「日本の中盤であんなにデカくて足元あるというのは、ほぼいてないし、A代表入れるんやないかっていうくらいスーパーやった。ホンマに凄いです」
起「中盤で囲まれてもテクニックでホンマに獲られないです。自分一人で打開してそこからチャンスを作っていた」
―大垣選手同様、高校時代を考えると早くトップで出て来て欲しいというところかな?
村田「興國でやっていたらヤスくんに出したら行けるやろ、とみんな思っていたくらいボール獲られないし、どんな局面でも打開できていた」
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