苦しむ新潟、大量4失点で3連敗…“降格組”破った大分が自動昇格圏に食らいつく
ゲキサカ / 2018年8月5日 21時5分
[8.5 J2第27節 大分4-0新潟 大銀ド]
J2リーグは5日、第27節2日目を各地で行い、前節終了時点で暫定3位だった大分トリニータがJ1復帰に向けて苦しいシーズンを送る降格組のアルビレックス新潟と対戦した。FW三平和司の2ゴールで4-0の勝利を挙げ、2連勝で自動昇格圏との勝ち点差は『2』。新潟は今季2度目の3連敗となった。
ホームの大分は前節の岐阜戦(○2-0)から先発1人を替え、今節メンバー外のDF星雄次に代わってDF那須川将大がスタメン入り。対する新潟は2人を変更。GK大谷幸輝が20試合ぶりに出場し、高卒2年目のMF原輝綺に代わって負傷明けのDFソン・ジュフンが10試合ぶりに復帰した。
先に決定的なチャンスを迎えたのは新潟。前半10分、セカンドボールを拾ったDF安田理大が右サイドを駆け上がり、クロスはニアで阻もうとした那須川の頭に当たってゴール方向へ。そのままネットを揺らすかと思われたが、GK高木駿がかろうじて片手でかき出し、均衡が保たれた。
その後は大分が一方的にボールを支配したものの、固いブロックを敷く新潟守備陣を崩せない時間帯が続く。だが、そんな展開を崩したのは左ウイングの那須川だった。前半32分、左サイドでボールを持つと、前を向いて左足でのアーリークロスを供給。これがゴールに向かって大谷の頭上を越え、そのままネットに吸い込まれた。
大分は1点リードで迎えた後半開始直後、キックオフから一気呵成に右サイドを攻め込んだ。ドリブルで駆け上がったMF松本怜の外側をMF小手川宏基がオーバーラップし、深くえぐってグラウンダーでのクロスを配給。これに反応したFW伊佐耕平がニアでつぶれ、三平が落ち着いて流し込んだ。
勢いに乗る大分はさらに後半6分、GK高木を起点とした自陣ビルドアップを起点に右サイドを連続ダイレクトプレーで突破。最後は伊佐の落としにMF丸谷拓也がスルーパスを送り、抜け出した三平がシュートを放つと、安田に当たったボールがゴールマウスに入っていった。
後半22分には大分が4点目を奪う。右のハーフスペースを突いた三平にDF岩田智輝がスルーパスを送り、中央への折り返しに反応したのは小手川。ダイレクトで蹴り込んで今季初ゴールを決め、勝利を確実なものとした。苦しい新潟はなんとか攻め込もうとするも、良い形をつくれないまま完封負け。上位陣が遠ざかる19位にとどまった。
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