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まさに劇的!2度追いついた磐田、大井の土壇場V弾で仙台下して7戦ぶり白星

ゲキサカ / 2018年8月5日 21時6分

1度目の同点ゴールを決めたFW川又堅碁

[8.5 J1第20節 磐田3-2仙台 ヤマハ]

 J1リーグは5日、第20節を行った。ヤマハスタジアムでは12位ジュビロ磐田と10位ベガルタ仙台が対戦。DF大井健太郎の後半アディショナルタイムの得点が決勝点となり、3-2で磐田が逆転勝利。5月5日の第13節・柏戦(2-1)以来、7試合ぶりの白星を飾った。一方の仙台は2連敗を喫した。

 1日にG大阪(1-1)と引き分けて4試合連続ドロー、さらに6試合白星から遠ざかっている磐田(4分2敗)。前節からスタメンを4人を入れ替え、DF小川大貴とMF松浦拓弥、MF松本昌也、MF上原力也がスターティングメンバーに名を連ねた。対する仙台は、名古屋戦(1-2)から2人を変更。GK関憲太郎とFW矢島慎也に代わってGKシュミット・ダニエル、FWハーフナー・マイクは移籍後初先発を果たした。

 互いに開始早々から惜しいシュートを打ち込み、慌ただしい入りとなった。それでも徐々に仙台が攻勢を強めると、前半20分に左サイドからFW西村拓真が上げたクロスをハーフナーがフリーでヘディングシュート。決定的なシーンだったが、GKカミンスキーの正面に飛んでしまった。23分、ハーフナーが右サイドに展開してMF蜂須賀孝治が左足でアーリークロス。ファーサイドに走り込んだMF中野嘉大がねじ込み、先制に成功した。

 なかなか攻撃のリズムを掴めない磐田は、FW大久保嘉人を目掛けてロングパスを送り、MF田口泰士がPA手前から積極的にシュートを放つなど、局面打開を狙った。すると前半終了間際だった。45分、ペナルティーアーク手前から田口が右サイドに展開してDF櫻内渚がクロスを供給。これをFW川又堅碁が頭で合わせ、前半のうちに同点に追いついた。

 ハーフタイム間近で集中力を欠いてしまった仙台。後半12分、ハーフナーを下げてFW阿部拓馬を投入すると、この交代策が功を奏す。13分、入ったばかりの阿部がPA手前でDF高橋祥平からボールを奪い、そのままシュートに持ち込むが、GKカミンスキーの好セーブに遭う。それでも、これで得た右CKからニアでDF平岡康裕に当たり、PA中央にこぼれたボールを阿部が右足一閃。強烈なシュートがゴール右角に突き刺さり、2-1と勝ち越した。

 失点直前にMF松本昌也を下げてMF山田大記を入れていた磐田は後半22分、なかなかボールに絡めない大久保を下げ、FW中野誠也をピッチに送り込んだ。すると、32分に山田のスルーパスでPA右へ抜け出した川又が中央へ折り返したボールを中野が右足で流し込み、2-2。今季、筑波大から加入したルーキーが待望のリーグ戦初ゴールを挙げた。

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