1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

ミドルシュートでリズム。昌平、0-2から4発逆転で青森山田を撃破!

ゲキサカ / 2018年8月9日 0時8分

 後半、青森山田は守備から入るようになったが、今度は圧力を欠いた。昌平は17分に「昨日の1回戦が個人的にダメで、1点も取れなかった。絶対に取ってやろうと思っていた」と話したMF渋屋航平(3年)がパス交換から右足ワンタッチシュートを豪快に蹴り込んで同点。さらに2分後、須藤が左サイドから仕掛けた場面で中央につないだボールを木下が左足のミドルシュートを決めて一気に逆転した。

 残り16分で逆転を許した青森山田は、パワープレーを展開。MF澤田貴史(3年)を投入してロングスローで強襲。FKの場面では三國が高さを生かしてゴールを狙った。しかし、後半35分にロングボールの落としを左DF豊島基矢(3年)が豪快なミドルを狙ったが、枠を外れた。そしてアディショナルタイム、右DF橋本が退場処分を受けて1人減ると、CKの場面でGK飯田が上がり、そのまま続くスローインでも攻撃参加。昌平は、スローインから生まれる混戦を防ぐと、森田が単独カウンター。追いすがるGKを振り切ってダメ押しの4点目を奪った。

 壮絶な試合を制した昌平の藤島崇之監督は「選手が慌てず、自分の判断でできた。0-2になったけど、その前後でしっかりとゴールに向かうプレーはできていた。今までは崩し切らないとシュートを打たないという状況があったけど、ミドルシュートでリズムを作って、それを嫌だと思わせた瞬間にワンツーを入れるとか。1点目は、ミドルがあったから生きてきたと思う」と持ち味であるパスワークに加え、ミドルシュートという武器を加えたチームの勝因を語った。

 勝った昌平は、翌9日の3回戦で札幌大谷高(北海道1)と対戦する。優勝候補を破った勢いで次戦も駆け抜けるつもりだ。

(取材・文 平野貴也)●【特設】高校総体2018

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください