[MOM2585]関東一MF小関陽星(3年)_技ありの左ミドル、ボランチ経験で進化したアタッカーが先制点
ゲキサカ / 2018年8月9日 6時56分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.8 総体2回戦 米子北高 1-2 関東一高 上野]
前半の半ばが過ぎた頃だった。次第に関東一高の優位が見えて来た前半27分、MF小関陽星(3年)は、味方に縦パスを入れると、動き直して角度を変えてボールをもらい直し、相手をかわして左足でゴール左上を狙った。弧を描いたボールは、クロスバーの下から吸い込まれるようにゴールへ飛び込んだ。初戦の硬さを取り、試合の優位性を決める、重要な先制点だった。
小関は「最近は、パスから入ってしまうことが多かったけど、一度ボールを受けたときに相手がちょっと前にいた。だから、1回離して、もう1回受け直したら、自分の前に少しスペースが空いたので打った。(池田)健太につけてワンツーは、ずっとイメージがあって、いつも通り。最近はなかなか出せていなかったシュートなので、全国大会で決められて良かった」と得点の手ごたえを話した。
1年時は、ドリブル中心のアタッカー。2年時は、ボールキープ力を生かしてボランチでゲームメークを学んだ。そして、最終学年の今季は、ポジションを1つ前に戻して、シャドーストライカーを務めている。ゲームメークとフィニッシュの両面に、個人、組織で関わる役割を担うキーマンだ。
「昨年の冬(の全国高校選手権)は、1回戦で負けて、あっという間に終わってしまった。今年は、自分たちの代だし、上まで行きたい。でも、今までの経験を踏まえて、先を見過ぎずに目の前の相手を倒そうと思っていた」と1年時から積み重ねて来た経験を、ピッチ内外で生かして勝ち上がりを狙う。
翌9日の3回戦では、日章学園高(宮崎)と対戦する。「後半の最後は、僕たちが先に1点を取れば、それで勝てた。でも、決め切れないで、逆に1点を返されて苦しくなってしまった。追加点を取らないと、上にはいけない」と課題を指摘し、次戦に気持ちを切り替えていた。
(取材・文 平野貴也)●【特設】高校総体2018
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
負傷から復帰のエース安原知希が復活弾!聖和学園が13年ぶり2回目のプレミアプレーオフ出場決定
ゲキサカ / 2024年10月5日 23時13分
-
[国スポ少年男子]広島県が8年ぶりVへ王手!一体感を持ってひたむきに戦い続け、堅守、スーパーFK弾で福岡県を上回る
ゲキサカ / 2024年9月25日 7時18分
-
シティが大幅ターンオーバーの中1日のタフな一戦制して4回戦進出! マテウス・ヌネスの加入後初ゴールが決勝点に【EFLカップ】
超ワールドサッカー / 2024年9月25日 5時43分
-
[国スポ少年男子]最後まで諦めない守りと鮮やかな崩し。新潟県が強豪・兵庫県を上回り、初戦突破
ゲキサカ / 2024年9月22日 7時38分
-
鎌田大地、新天地で挑む「今までと違うやり方」 “潤滑油”としてのチーム適応と必要な取り組み【現地発コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年9月21日 6時10分
ランキング
-
1最下位の鳥栖、J2降格が決定 2012年に昇格後初めて…監督交代、主力移籍“草刈り場”の苦境1年
FOOTBALL ZONE / 2024年10月19日 17時4分
-
2大谷翔平の走塁ミスをロバーツ監督が非難 異例の苦言に米メディア騒然
東スポWEB / 2024年10月19日 10時45分
-
3珍しい大谷翔平への“苦言”「言い訳できない」 指揮官は試合前絶賛も…常勝軍団の洗礼
Full-Count / 2024年10月19日 11時22分
-
4ゴールまであと10mで悲劇「見ていて辛く」「涙が出てしまい…」X悲痛 箱根駅伝予選会、東海大は落選
THE ANSWER / 2024年10月19日 18時40分
-
5大谷50号競売 日本企業が現在最高額!手数料込みで3億2000万円「本人に戻すことに1番価値がある」
スポニチアネックス / 2024年10月19日 14時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください