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1年生で唯一優勝メンバーに。山梨学院GK熊倉はセービング武器に先輩たちに挑戦

ゲキサカ / 2018年8月15日 0時24分

山梨学院高の1年生GK熊倉匠は貴重な経験。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.13 総体決勝 桐光学園高 1-2(延長)山梨学院高 鈴鹿]

 山梨学院高GK熊倉匠は、同校の1年生で唯一の「優勝メンバー」になった。「自分、1年生で出る機会はなかったんですけれども、いい経験をさせてもらいました。自分の学年に戻っても、また(意識高く)やって行こうと思いました」。先輩たちが躍動する姿から新たな活力を得た。

 得意とするのはシュートセーブ。この武器については、村松征二郎コーチも「セービングは凄いですよ」と説明する。FC東京U-15深川のGKとして、昨年度の全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会準優勝を経験し、レジスタFC(埼玉)時代も全日本少年サッカー大会4強。U-13Jリーグ選抜歴などを持つ1年生GKはセービング能力や経験値の高さを武器に、インターハイ優勝GKの市川隼(3年)や中村春貴(3年)らとのポジション争いに挑戦する。

「自分のストロングポイントがシュートストップというところなので、それを伸ばしつつキックだったり苦手な部分を自主練とかで高めていって、選手権を目指してまたメンバーに入れるように頑張って行きたいと思います」

 期待の1年生から信頼される存在へ。日本一の貴重な経験を無駄にはしない。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018

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