「大学生は無理だなって…」U-21代表GKオビ・パウエル・オビンナが示そうとする意地
ゲキサカ / 2018年8月15日 20時33分
ともに大学生だ。アジア大会に招集されたU-21日本代表メンバーのGKは、小島亨介(早稲田大)とオビ・パウエル・オビンナ(流経大)の2人。だからこそ、オビは「大学生の意地」を見せようとしている。
16年のAFC U-19選手権、17年のU-20W杯、そして今年1月のAFC U-23選手権で守護神を務めたように、現時点で小島がこの年代の第1GKであることは間違いない。「一番は試合に出たい」と語るオビも、「まずはチームとしてアジア大会をいかに戦うかを考えたとき、自分が試合に出られなくても、コジくん(小島)のサポートをしっかりしないといけない」とチームのために、何をすべきかを考えながら活動を行っている。
だが、普段の生活では交わることのないプロ選手と過ごす時間は貴重であり、「やっぱり大学生とプロ選手の実力差はあるし、シュート練習一つとっても大学では止められているシュートを止められなかったりする。試合に出れないから、どうこうではなく、代表の期間で自分が少しでもスキルアップさせることを今は考えている」と自身の成長へとつなげていこうとしている。
プロ選手がそろう中、GKは大学生の2人。だからこそ、示さなければならない意地がある。「ここで良いプレーができなければ『大学生は無理だな』って判断されると思うので、そこはコジくんと一緒に大学生としての意地を見せていかなければいけない」と力を込めた。
「ここで見せられなければ、この先、大学生の可能性が低くなってしまう。一つひとつの練習をプロ選手以上の危機感を持ち、プライドを持って必死にやっていきたい」
パキスタン戦は中1日で行われるだけでなく、5月のトゥーロン国際大会ではGK山口瑠伊の退場によって急きょ出場機会が訪れたように、ピッチに立つ機会が訪れる可能性はある。「どんなことがあっても良いように準備はしっかりしていく」と黙々と準備を進める。
(取材・文 折戸岳彦)▼第18回アジア大会特集ページ
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