20日ほど前までは本拠地…名古屋DF金井、「気負いなかった」も、ドフリーを豪快に外す
ゲキサカ / 2018年8月16日 0時9分
[8.15 J1第22節 横浜FM1-2名古屋 日産ス]
決まった!と思った。前半41分、右サイドをDF宮原和也がジョーとのワンツーで突破。中央のFW前田直輝にパスを出すと、ボールは左サイドで完全にフリーになっていたDF金井貢史に展開された。
しかし右足から放ったシュートを大きく枠上に外してしまう。金井は「あそこで決めていれば試合展開も楽だったので、決めないといけなかったなと思います」。勝ちはしたものの、その後同点に追いつかれたこともあり、しっかりと反省した。
「気負いはなかった。今日もアウェーという気はしなかった。僕自身はホームだという気持ちでやっていた。ただ景色が逆になったので、不思議な感覚でしたけど、勝てて良かったです」
20日ほど前はこの日の敵であるトリコロールのユニフォームを身にまとっていた。名古屋には7月25日に完全移籍。出場機会を減らしていた中での苦渋の決断だった。
だが新天地に移ると、いきなり本領発揮。8月11日の鹿島戦では2ゴールを決めて、チームを勝利に導いた。「もともとすぐに馴染めるタイプ」と自身を分析した金井は「サポーターに早くあいさつ代わりのゴールが出来たのかな」と笑顔で振り返る。
すでに赤鯱の戦士。この日は後輩の19歳MF山田康太に激しく当たる場面もみられた。これについては「普通ですけど」ととぼけたものの、「一回ガツンとやっとこうかなと。康太も分かっていると思う」とニヤリとしていた。
また金井とともに今夏加入、昨季まで横浜F・マリノスに所属していた前田直輝にとっても、特別な一戦になっていた。ただここまで加入直後とは思えないパフォーマンスの良さを見せていたが、この日は得点に絡むことなく、後半24分に途中交代した。
「気持ちが入り過ぎた。やっぱり日産スタジアムに入ると高ぶるものがありました。もっと成長した姿を見せたかった」と唇を噛んだ前田。チームが最下位を脱出したことについても「まだ通過点。半年が終わったときにどうなっているかが大事。一試合一試合というのは変わらないです」と改めて気を引き締めていた。
(取材・文 児玉幸洋)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
伊藤敦樹がついに決めた!!待望初ゴール含む左足2発!! “現アジア王者”浦和、ACL決勝に備え主力温存の横浜FMに意地の勝利
ゲキサカ / 2024年5月7日 20時26分
-
ACL決勝へ負傷者続々復帰も横浜FM、磐田に終盤失点でリーグ3戦連続ドロー
ゲキサカ / 2024年5月3日 15時56分
-
中島翔哉が2G躍動…ニア打ち抜き弾「来ると思った」 らしくない“意外”なゴールも
FOOTBALL ZONE / 2024年4月25日 7時20分
-
FW木下康介がまた決めた!! エース細谷不在の柏、浦和下して5戦ぶり勝利
ゲキサカ / 2024年4月12日 20時54分
-
横浜FMが2連勝、A・ロぺス&植中がゴール G大阪は4戦未勝利&今季初の複数失点に
FOOTBALL ZONE / 2024年4月10日 21時3分
ランキング
-
1大谷翔平のおかげで電話鳴りやまず「何が起きた?」 岩手愛に感謝の地元企業「野球一筋という印象が…」
THE ANSWER / 2024年5月9日 15時49分
-
2宇野昌磨 現役引退を発表「素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝」 5・14に会見
スポニチアネックス / 2024年5月9日 11時6分
-
3「新しい宇野昌磨見せてほしい」 かつて指導の山田満知子コーチら
共同通信 / 2024年5月9日 19時17分
-
4新入幕Vの尊富士が夏場所全休へ「まだ治っていないから無理」「四股も満足に踏めていない」師匠が明言
スポニチアネックス / 2024年5月9日 14時3分
-
5大谷翔平抜き去る2打席連発12号 “新ライバル”がMLB単独トップに…打撃2冠に
Full-Count / 2024年5月9日 9時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください