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苦しすぎる船出…レアル・ロペテギ監督の初陣は70年ぶりの“屈辱”に

ゲキサカ / 2018年8月16日 7時49分

レアル・マドリーのジュレン・ロペテギ監督

 厳しい船出となってしまった。レアル・マドリーのジュレン・ロペテギ監督は公式戦初采配となったUEFAスーパー杯のアトレティコ・マドリー戦で2-4の敗戦。『オプタ』によると、R・マドリーの指揮官が初戦で4失点を喫するのは1948年以来、70年ぶりの珍事だという。

 UEFAチャンピオンズリーグ3連覇王者として臨んだ18-19シーズンのUEFAスーパー杯。相手はライバルのA・マドリーということもあり、絶対に負けられない戦いとなったが、開始1分足らずで先制点を喫した。シンプルなロングボールからFWジエゴ・コスタに裏に抜けられ、PA右から鋭いシュート。49秒でのゴールは大会最短記録となった。

 その後は1トップ起用した新エース候補FWカリム・ベンゼマのゴールで同点に追いつき、DFセルヒオ・ラモスのPKで一時は逆転に成功したが、終盤にサイドを崩されて失点。迎えた延長戦でも2失点を喫し、大量4失点で3連覇を逃す結末となった。

 オプタのデータによれば、R・マドリーの監督が初采配で4失点以上を献上したのは1948年2月のセルタ戦でマイケル・キーピング監督が喫して以来のこと。スペイン代表でのW杯出場を捨ててまで就いた“白い巨人”の指揮官の座だが、そんな51歳にとっては苦しすぎる出立となった。
●チャンピオンズリーグ(CL)18-19特集

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