[SBSカップ]クラセンMVPのGK梅田「今置かれている状況で何ができるかが大事」
ゲキサカ / 2018年8月18日 20時23分
[8.17 SBSカップ第2節 静岡ユース 0-0(PK2-3)U-18日本代表 愛鷹]
日本クラブユース選手権(U-18)大会で清水ユースの16年ぶりとなる日本一に貢献し、同大会のMVPに選出されたGK梅田透吾はU-18日本代表相手に80分間無失点。「今日も、クラセンも周りが良かった。みんながちゃんとやってくれたからだと思います」。DF陣が集中した守りを見せ、シュートコースを限定。この日は梅田がビッグセーブでチームを救うようなシーンはなく、守備陣がもたらした無失点であることを強調していた。
独特のリズムと感性、センスを持つ守護神。彼の存在がチームに安心感を与えている。無駄のない動きでDFラインの背後を広範囲にカバーし、素早いキック、スローで相手FWを置き去りにして攻撃をスタート。そして、相手の少ないチャンスを的確なセービングで封じた。
クラブユース選手権の優勝によって自身初の日本一。真夏の7試合を戦い抜き、やり切った感もあったというが、それに浸ることなく次の目標へ向かってスタートしている。今はトップチーム昇格が最大の目標。世代を代表する守護神である注目GK梅田はトップ昇格が有力視されているが、それが決まるようにプレーで評価を勝ち取り、結果を残し続けるしか無い。
「上がれなかったらどうしよう、という気持ちもあります。上がりたい気持ちが強い。プロに行ってやりたい。今置かれている状況で何ができるかが大事だと思う」。同世代の選手たちがプロ契約を結んだり、Jデビューを果たしているが、周囲の活躍を気にすることよりも、自分のことだけを考えて日々を過ごしている。
日本一を獲得したことで周囲からの目が少し変わったと感じているという。ただし、日本一は仲間たちと普段からやってきたことを続けてきたからこそ掴んだ結果。今後もブレずに目標達成を目指して成長する。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
●2018 SBSカップ国際ユースサッカー特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
フィリピンA代表に初選出され、学んだ「国を代表することの大切さ」。GKギマラエス・ニコラス(市立船橋)が日本高校選抜のゴールを守り抜く
ゲキサカ / 2025年1月28日 7時2分
-
プレミア王者を最後尾から支えた礼儀正しき2年生守護神。大津GK村上葵が実感してきた豊かな人間性と信頼を勝ち獲ることの価値
ゲキサカ / 2025年1月27日 7時55分
-
南雄太GKコーチのアドバイスも胸に腐らなかった守護神の復活劇。GK加藤慶太が流経大柏のゴールマウスを任される意味
ゲキサカ / 2025年1月12日 16時25分
-
[MOM5001]東北学院GK橋本脩礼(3年)_GK父子鷹、その壁を越えるための選手権
ゲキサカ / 2025年1月7日 10時25分
-
14年ぶり出場の大分鶴崎は2年生が存在感…高さ&技術兼備の184cmMF河野歩夢、3連続好セーブの187cmGK大倉公亮らで来季「1回戦突破」再挑戦へ
ゲキサカ / 2025年1月1日 18時54分
ランキング
-
1ジェラード監督が契約解除…サウジのアル・イテファクで挑戦から1年半で退任「サッカーとは予測不可能」
超ワールドサッカー / 2025年1月30日 22時40分
-
2賭博容疑の丹羽孝希、岡山リベッツから事実上の“追放” 不起訴でも再契約の可能性「ありません」
スポーツ報知 / 2025年1月30日 19時36分
-
3巨人が“大型補強したシーズン”を振り返る…「ラミレス、クル-ン入団」の2008年は稀に見る成功例だが、大失敗した年も
日刊SPA! / 2025年1月30日 15時52分
-
4世界一貢献も放出…ド軍退団27歳にファン涙 綴った思い「想像以上だった」
Full-Count / 2025年1月30日 10時24分
-
5マリナーズ、藤浪晋太郎投手の獲得発表 マイナー契約、招待選手でキャンプ参加
スポニチアネックス / 2025年1月31日 7時24分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください