U-17、U-20で世界一…10番長野風花「大好きなチームの一員で戦えて良かった」
ゲキサカ / 2018年8月25日 5時33分
[8.24 U-20女子W杯決勝 U-20スペイン 1-3 U-20日本]
“笑顔なき最優秀選手賞”から約2年、U-20日本女子代表MF長野風花が再び世界の頂点に立った。背番号10を着けてU-20女子W杯を制した直後、涙声でテレビインタビューに答えた19歳は「本当に悔しい思いをしてきたので、このW杯の決勝でしっかりリベンジできて良かった」と喜びを口にした。
2016年10月、自身にとって2度目のU-17W杯では決勝のU-17北朝鮮代表戦でPK戦負け。「大会を通じて突出したリーダーシップと目覚ましい個人技を見せた」として、国際サッカー連盟が選ぶ大会MVPに輝いたが、トロフィーを掲げる長野の表情は複雑なものだった。
そうして迎えたU-20女子W杯は、自身にとって15歳で出場した2014年のU-17W杯以来、2度目の世界制覇を懸けた舞台。ボランチのポジションで攻守の要を担うと、U-17スペイン代表との決勝戦では今大会初ゴールとなるダメ押しの3点目を奪い、世界初の“全世代制覇”に大きく貢献した。
「良いタイミングで沙織がボールをくれたので、思い切り決めようと思って打ったら良いコースに行ったので良かった」。ゴールシーンをそう思い返した長野は「本当にみんなで目指してきた場所なのですごくうれしいです」と涙交じりの表情で歓喜をあらわにした。
同年代で闘った大会を懐かしそうに振り返った長野は「みんな仲良くて、みんな頑張っていて、解散するのが寂しいですけど、大好きなチームの一員で戦えて良かった」と感慨深げ。とはいえ、“なでしこジャパン”はここからが本番。これからは個人でのW杯全世代制覇、すなわち2011年以来2度目のフル代表世界一に向けて大きな期待がかかる。
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