MF手塚、ダメ押しの直接FK弾!「守備と組み立てが上手くいった」柏が今季初の逆転勝利
ゲキサカ / 2018年8月26日 11時0分
[8.25 J1第24節 柏5-1長崎 三協F柏]
鮮やかな直接FK弾だった。2点リードで迎えた後半44分、相手のハンドでFKを得た柏レイソル。ボールサイドには、MF{{手塚康平}と、FKだけでハットトリックを達成したことがある名手・FWクリスティアーノが並び立つ。すでに2得点を挙げていたクリスティアーノがハットトリックを狙うかと思われたが、22歳の左足から放たれたシュートは、きれいな弧を描いてゴールネットを揺らした。
「練習ではあの位置は自分では打っていて。最初はクリスが『蹴る』と言っていたんですけど、『自分が蹴りたい』と言ったらすぐに譲ってくれて。(最初ボールサイドにいた)ミカ(オルンガ)も『蹴りたい』と言っていたんですけど、最後には譲ってくれました」
今季初の逆転勝利、今季最多の5ゴール、そして三協フロンテア柏スタジアムでは、4月25日以来ちょうど4か月ぶりの勝ち点3。苦しい戦いが続く中で、チームが好転した理由はなんだったのか。「守備のところと、組み立てのところ。その2つが上手くいったと思います」と手塚は振り返る。
「準備ができていなかったし、ボールへの寄せも甘かった」という開始11分に、先制点を許してしまったが、その後は危なげなく90分を終えた。「行くところと行かないところをハッキリできたと思います。前の2人(2トップ)が行っていても、自分と(小泉)慶くんはいけないと思ったら止まってブロックをつくれた」と手塚は守備がハマった要因を語った。
攻撃の部分では、FW江坂任が中盤左サイドに入り、クリスティアーノが2トップの一角に入った布陣が良いリズムをもたらせていたという。「任くんが下りてきて組み立てに加わったり、クリスが左サイドで(長崎最終ラインの)背後を狙っていたり、自分たちのやろうとしたことがしっかりできていた」。パスの選択肢が多かったことで、中盤の底でタクトをふるう手塚も存在感を発揮した。
ここまで先制された試合は10戦全敗。先制点を与えない、という課題こそ克服できなかったが、その後は攻守がかみあって勝利をつかんだ柏。次節は、今季初の連勝をかけた戦いが待っている。
(取材・文 奥山典幸)
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