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金子翔太1G1A!! “まる子”に哀悼捧げた清水が6試合ぶり白星

ゲキサカ / 2018年9月1日 18時27分

 後半は一進一退の攻防が続いたが、4分に清水が勝ち越しに成功する。石毛が左CKをショートで蹴り出し、味方とのパス交換で相手の狙いを外すと、引いた位置から金子が鋭いクロスを配給。ファーサイドで待っていたドウグラスが胸トラップから豪快なボレーシュートで叩き込んだ。

 横浜FMは後半11分、久保に代わってFW仲川輝人、同18分に畠中に代わってFWユン・イルロクを投入し、4バックシステムで攻勢に出る。ところが同21分、左サイドを突破したドウグラスを倒したデュシャンに2枚目のイエローカードが提示。MF喜田拓也がセンターバックに入る事態となった。

 それでも両サイドバックが高い位置を取る横浜FMはボールを保持し続け、H・ヴィエイラを中心に決定機を作り続ける。後半26分にはPA内右をドリブルで駆け抜けた仲川が松原に倒されたが、ファウルを告げる笛は鳴らず。同27分にもH・ヴィエイラがPA内で倒れたが、逆に執拗な抗議があったとして警告が出された。

 清水は後半29分、右サイドで前を向いた北川のミドルパスから石毛が抜け出し、フリーでシュートを狙うもGK飯倉大樹がビッグセーブ。同30分には金子に代わってMF兵働昭宏が送り込まれ、北川が右サイドハーフ、兵働はトップ下の位置に入った。

 その後も横浜FMがボールを握る時間帯が続き、清水は決定的なピンチを次々に迎える。後半42分にはMF水谷拓磨が今季初出場を向け、横浜FMは古巣戦のFW伊藤翔を投入した。しかし、最後までスコアは動かず。清水が残留争いを繰り広げる横浜FMとの勝ち点差を5に広げ、浮上に向けて大きく弾みをつけた。

(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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