“サッカー人生”を賭けた一戦…燃えるキャプテン三好康児「韓国だからと言って変わることはない」
ゲキサカ / 2018年8月31日 20時3分
キャプテンが力強く決意を表した。翌9月1日にアジア大会決勝・韓国戦を迎えるU-21日本代表MF三好康児(札幌)が31日、森保一監督とともに前日の公式会見に出席した。
U-21代表の背番号10を背負う三好だが、今大会は6試合中先発出場は2試合と本領発揮には至っていない。さらに準々決勝サウジアラビア戦で負傷して、準決勝UAE戦で出場機会は訪れず。だが、「決勝戦に向けて準備しようということだったので」と語ったように、韓国戦の前日練習はフルメニューをこなしており、大一番に向けて着々と準備を進めている。
韓国は大会規定上限のU-23チームでFWソン・フンミン(トッテナム)やFWファン・ウィジョ(G大阪)らオーバーエイジ3人を起用しており、GL第2戦マレーシア戦こそ苦杯を舐めたものの、その他の試合では強さを発揮して決勝まで駒を進めてきた。「有名な選手がいて、決勝で強い韓国と対戦できるのは幸せなこと」と相手をリスペクトしつつも、「韓国だからと言って何か変わることはない。全員で次の1試合に向けて準備をしたい」とこれまでと同じように試合に入ろうとしている。
韓国は優勝すれば兵役が免除されることもあり、高いモチベーションを持って大一番に臨んでくるだろう。しかし、サッカー人生が懸かっているのは日本も同じだと三好は続ける。
「僕たちがこれから先、サッカー人生をより良くしていくためには、こういう大きな舞台で活躍することが先につながると思っているので、日本としては大きなチャンスだと思うし、そこを楽しむ気持ちを持って全員で挑んでいきたい」とチーム一丸となって、アジアの頂点を目指す。
(取材・文 折戸岳彦)▼第18回アジア大会特集ページ
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