笑顔と自信を取り戻した堂安律「大阪に来て気分が晴れた」
ゲキサカ / 2018年9月9日 20時8分
日本代表は9日、大阪府内で練習を行い、11日のキリンチャレンジカップ・コスタリカ戦(吹田S)に向けて調整した。チームは前日8日夜に札幌から空路で大阪入りした。FW杉本健勇(C大阪)がケガで離脱したため、この日は雨の中、冒頭部分以外を非公開とし、22人で汗を流した。
“凱旋試合”に感慨深げだった。G大阪の下部組織で育ち、昨年6月にオランダへ渡るまでG大阪でプレーしていたMF堂安律(フローニンゲン)にとって、コスタリカ戦が行われるパナソニックスタジアム吹田はJ1初ゴールを決めるなど「多くの思い出を残させてもらった」特別な場所。「今度は試合を見に来るお客さんに自分がいい思い出を残せれば」と意気込むのも当然だ。
前日8日夜に大阪入りすると、「空港からバスに乗ったときも窓側に座らせてもらった」と、懐かしい大阪の景色が目の前に広がった。7日に札幌市内で行った紅白戦のあとには「まだまだ自分の特徴は出し切れていない」と不満顔で、海外組として長距離移動や時差も経験したことで「初日の練習から体が少し重かった」と厳しい表情だったが、この日は「(紅白戦では)出し切れない自分がいたけど、大阪に来て気分が晴れたのか、日本に帰国して一番楽しかった」と、心身ともにコンディションが上がっていることを実感できた。
特にこの日の練習はG大阪の練習場で行われたこともあり、「練習の雰囲気、芝の感覚、匂い。すべて帰ってきた感じがある。試合が終わるのは寂しいけど、待ち遠しいです」と笑みが絶えなかった。コスタリカ戦のピッチに立てば、かつての本拠地でA代表デビューを果たすことになる。「まさかだし、運命と言っていいのか……」。20歳のアタッカーは「(練習ではコンビネーションも)合っていたし、フィーリングも良かった。得点という部分でも期待してもらっていいと思う」と、2日前から一転して自信に満ち溢れていた。
(取材・文 西山紘平)
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