「なぜ、今なんだ?」。悪夢から立ち直り、憧れの人を追うブラサカ日本代表・田中章仁
ゲキサカ / 2018年9月14日 22時1分
「これがあれば、仕事ができるかも」
ゴールを決めた直後、田中章仁は高田敏志監督(左)と談笑
ブラインドサッカーをはじめたのは、現在勤める障がい者の雇用を行うNTTグループの特例子会社「NTTクラルティ」に再就職してしばらく経った後。頭の中で追いかけたのは、まだかすかに見えていたころに何度も観た、ジュビロ磐田の背番号7、名波浩(現、監督)だ。ずば抜けた身体能力がなくても、巧みなパスワークとポジショニングのよさで周囲のよさを引き出し、当時、黄金時代を築いた指令塔だ。
「そのパス回しとか、ロングで前方に出すボールとかとても印象に残っています。その時にフォローに入る選手の動きも印象的でした。周りの選手の場所を感じて、自分がどこにいればチームとして動けるのかということを攻守で考えながら常に動いています。当時のジュビロぐらい、面白いサッカーができるようになりたいです」
田中が日本代表で背負うのは、名波と同じ背番号7。無我夢中で「本家」を追う田中に、ハンデを背負う悲壮感は感じられない。
(取材・文 林健太郎)
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