「生きるか死ぬか」で培った自信…堂安律がA代表デビューに決意表明
ゲキサカ / 2018年9月10日 21時40分
生まれ育った関西の地で迎える初めての日本代表戦。オランダ・エールディビジでの活躍を経て、“日の丸”初招集をつかみ取ったMF堂安律は、あくまでも自然体で臨もうとしているようだ。
「スタジアムもそうですし、ロッカールームもそうですし、こうやって皆さんと話していても、『懐かしいな』という感じです」。
昨年6月25日、堂安はパナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪のサポーターに別れを告げ、オランダ・フローニンゲンに向かった。あれから1年2か月あまり、久しぶりに迎える日本での試合は、奇しくも以前の本拠地での日本代表戦となった。
凱旋出場への感慨を求める報道陣の思惑をよそに「いまは特に何も感じていないです」と述べた堂安は「明日起きてみて、どういう感じになるか。どういう感じというか、楽しみです」と平常心を強調する。
さらに「こうやって日の丸を着けて、本当のメンバーがいないと言われている中ですが、日本を代表して戦うという意味では、個人ではなくチームの結果にフォーカスして戦いたい」と地に足の着いた言葉を続けていた。
背伸びのない表現の裏には、オランダで培ってきた自信がある。「ゴール前の質、どこで点を取るか、そういった得点感覚は今までの感覚とはまったく違う。89分間調子が悪くても、1点取れるような感覚がある」。
1年目のシーズンはリーグ戦・カップ戦で計10得点。「結果を残さなければ日本に帰ってプレーしないといけないという契約もありましたし、『生きるか死ぬか』で戦ってきたことで培われた大事な力」と“結果”を追い求め、そしてつかみ取ってきた自負がある。
日の丸での初陣にも「経験が上の選手に比べて少ないし、上の人に比べて大きなプレッシャーを経験したわけじゃないけど、世代別の日本代表ではプレッシャーに対してネガティブになったことはない」と気負いはなし。青黒育ちの20歳が、真っ青に染まったホームで成長した姿を見せつける。
(取材・文 竹内達也)
●アジアカップ2019特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
圧勝した日本代表に感じる“一抹の不安”。“弱点”を突かれた場合の危うさは変わらず
日刊SPA! / 2024年9月13日 15時50分
-
酷暑だけでない、森保Jが警戒する「芝」 敵地は“長め”「水を撒いて来ない作戦も」
FOOTBALL ZONE / 2024年9月10日 7時20分
-
堂安律「監督が一番根性あるなと」語った訳 最終予選で采配ズバリ…指揮官へ揺るがぬ信頼
FOOTBALL ZONE / 2024年9月10日 5時30分
-
伊東純也のサブで「当時はイライラ」 もがき苦しんだ最終予選…アジア知る10番が危惧「泥臭くても」
FOOTBALL ZONE / 2024年9月4日 6時40分
-
「当時はイライラ」…堂安律にとって“悔しさ残る”W杯最終予選、勝利優先の姿勢で再び挑む 「勝ちにこだわりたい」
超ワールドサッカー / 2024年9月3日 23時25分
ランキング
-
1大谷翔平、ついに到達した「8.0」 DH最高&歴史的MVPまた前進…更新し続ける衝撃数値
Full-Count / 2024年9月22日 7時19分
-
2大谷翔平の偉業で…イチロー氏の“予言”にX驚愕 現実になった引退会見「全ての伏線とは」
Full-Count / 2024年9月21日 7時10分
-
3大谷翔平がHR量産しすぎて…指揮官まさかの悩み「うーん」 次から次に出る衝撃の記憶
Full-Count / 2024年9月22日 8時32分
-
4池江璃花子 バリでの美バックショット&スラリ美脚が話題「女神様」「脚線美」「素敵です」
スポニチアネックス / 2024年9月22日 6時40分
-
5レジェンドが「歴代最強」と太鼓判、かつてない選手層のサッカー日本代表
産経ニュース / 2024年9月22日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください