無名の存在から何を言われても曲げない、こだわりの強さで成長してきたU-21代表FWは「もう一段階上の上田綺世に」
ゲキサカ / 2018年9月11日 0時34分
現在大学2年生の上田はJ1の複数クラブから熱視線を集めている。本人は色々な選択肢について熟考中。周囲からは「終わった時にどうだったかで評価すれば良いよ」との声もあるようだが、本人の考えは違う。「その選択肢を良かったとするかどうかは、その選択肢を選んだ自分次第」ときっぱり。これまで歩んできた道と同じように、自分の取り組み、こだわりによって「良い選択をした」という結果に結びつけるつもりでいる。
彼は高校進学時、鹿島アントラーズノルテジュニアユースから鹿島ユースへの昇格を逃し、いくつかの選択肢の中から鹿島学園に進学することになった。当初は県外の強豪校への進学を希望していたというが、進路を鹿島学園に決めたからには「ここで輝いて、上に行きたいという反骨心があった」。その思いを持って自分自身を磨き、鹿島学園のコーチ陣や大学関係者に認められ、法大進学後に真の評価を勝ち取った。
鹿島学園で高校3年間を過ごしたから、その過程があったからこそ、現在の幸せな時間があると感じている。だからこそ、今後についても、「自分が選んだ選択肢が成功だったと言えるように持っていきたい」。鹿島学園は人工芝のサッカー場(第2サッカー場)が新たに1面増えて、上田の在学中とは景色が変化。この日、かつて自信を得るまで武器を磨いた地で汗を流した上田は当時を思い出しながら、「もう一段階上の上田綺世」への新たなスタートを切った。
(取材・文 吉田太郎)
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