惜敗も帝京追い詰めた実践学園、戦いながら成長して2年連続の選手権へ
ゲキサカ / 2018年9月12日 18時1分
[9.8 東京都1部L第14節 帝京高 3-2 実践学園高 帝京大学グループ千住総合G]
実践学園高は昨年、関東大会、インターハイ、選手権の全てで東京都予選を突破し、東京都U-18リーグ1部も優勝。だが、今年は「ちょっとしたところで勝ち切れない」(深町公一監督)という試合が続いており、この日も後半は迫力のある仕掛け、ダイレクトプレーでの崩しなどを見せたが、ミス絡みで喫した失点などを取り戻せず惜敗に終わった。
ただし、3バックと4バックを併用して試合の中で立て直す力や迫力ある攻守で相手を上回る力があり、指揮官が「最近良く点を獲っている」と説明するFW村田篤哉(3年)や高精度の左足を持つ左WB山内稔之(3年)、前線でキープ力を発揮するFW岩本連波(3年)ら個の力もある。
この日は立ち上がりの2度の決定機で得点できずに2点を先取されたが、村田の左足ボレーで1点差。後半に突き放された後にもFW佐藤恵允(2年)が得点を奪い返し、最後はあわや同点のシーンを作り続けた。
細かなミスを減らし、この日はいずれもベンチスタートだった10番FW村木龍晟(3年)、FW古川真人(2年)、佐藤の強力アタッカートリオや、この日不在だったDF諏訪悠磨(3年)、DF中山颯人(3年)、GK秋山隆成(3年)らがコンディションを上げてくれば、選手権連続出場も十分に期待することができそうだ。
昨年、夏冬の全国大会を経験した注目MF山内や1年時からトップチームに絡んでいたキーマン・村木、この日キャプテンマークを巻いたDF佐藤洋介(3年)らを中心とした全員攻撃、全員守備で全国へ。「戦いながら、成長できれば良い」と語る深町監督の期待に応え、10月開幕の選手権東京都2次予選を突破する。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018
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