[関東]Jリーグで圧巻パフォの相馬も、アジア大会守護神小島も落胆…前期首位早大が6失点大敗
ゲキサカ / 2018年9月17日 13時10分
[9.15 関東大学L1部 早稲田大1-6明治大 味フィ西]
2位に勝ち点差8をつけて前期リーグを折り返した早稲田大が、後期リーグの開幕戦で明治大に1-6で大敗を喫した。
試合終了の瞬間、MF相馬勇紀(4年=三菱養和SCユース)はピッチ中央で大の字になって倒れていた。「完敗。沈むところまで沈んでしまった。でも負けた時にどう向き合うかが大事になってくる。降格の心配はないかもしれないけど、変わらないと、なあなあなシーズンになってしまう」。今夏、名古屋グランパスの特別指定選手として、Jリーグで衝撃デビューを飾った背番号11も、危機感を感じずにはいられない様子だった。
外池大亮監督も懸念していた結果になってしまったと嘆く。「前期の勢いで何とかなるだろうという過信があった。12チーム中11チームは前期は上手くいかなかったと感じていて、ウチだけが上手くいったと過ごしてしまった反省があります」。
試合後、人気がなくなったベンチ前で、外池監督の主将FW岡田優希(4年=川崎U-18)が長時間、話し込む場面がみられた。反省点を話し合い、ピッチで戦わないといけないという思いを再確認したという岡田は「自分たちの力不足を感じている」と一から鍛え直すことを誓う。
6失点に肩を落とすのは、今夏のアジア大会で銀メダルを獲得したU-21日本代表の守護神でもあるGK小島亨介(4年=名古屋U18)だ。早大にとっては3日の総理大臣杯に続く公式戦の連敗で、2試合合計10失点。「経験したこともないほどの大敗」とうつむいた小島は、「この負けを最後にしないといけない。勝ち点8差が慢心に?余裕に繋がる部分はあるが、もっと離していく意識がないといけない」と自らに言い聞かすようにして、チームメイトへの奮起を促していた。
(取材・文 児玉幸洋)●第92回関東大学L特集
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