強豪校の練習施設に潜入取材。インハイ準V・桐光学園は“まるでスタジアム”の人工芝グラウンドで冬の日本一目指す
ゲキサカ / 2018年9月20日 12時0分
高校サッカーの強豪校はどのような環境でトレーニングしているのか。グラウンド、部室、サッカー部寮……。各校の協力によって、高校進学を控えた中学生たちにとっても貴重な情報を教えてもらってきたぞ。第7回は今夏のインターハイで準優勝校で、MF中村俊輔(現磐田)やMF藤本淳吾(現G大阪)、FW小川航基(現磐田)をはじめ多数のJリーガーを輩出している桐光学園高(神奈川)だ。
■サッカー場が待望の人工芝化!!
土のグラウンドが今春、ついに人工芝化。創立40周年記念事業の一環として改造されたピッチは授業、サッカー部のトレーニングのほか、プリンスリーグ関東の公式戦などでも活用されている。スタンド、照明は元々あったものだが、まるで“スタジアム”のような練習施設だ。
■最高の環境
校舎のすぐ隣、敷地内に素晴らしい環境
選手たちは90分~2時間ほどのトレーニングでスキルと判断力を磨いている
照明の下、練習に励む選手たち
■偉大な先輩から寄贈されたベンチ
試合を見つめる鈴木勝大監督。試合で使われているベンチは“偉大な先輩”MF中村俊輔(現磐田)から寄贈されたものだ。
ベンチには「Shunsuke 10」の文字
スタッフルームにはMF中村俊輔の日本代表やセルティック時代のユニフォームが飾られている。
96年度選手権で決勝に進出した際のエース、MF中村俊輔(現磐田)をはじめ、数々のJリーガーを輩出している桐光学園。誰よりも意識高くトレーニングしたという偉大な先輩を感じながら、日々のトレーニングや試合に臨んでいる。
■人工芝化だけではない変化
人工芝化に伴い、緑のボードは青に
公式戦のウォーミング場を兼ねた全天候対応型のトレーニング場も新設中。選手たちは夏のトレーニング後、すでに完成している室内プールでクールダウンしていたという。
■充実の施設も力に選手権で日本一に挑戦
今夏のインターハイでは、U-16日本代表のエースFW西川潤やCB望月駿介主将を中心に初の決勝進出を果たして準優勝。環境面で大きく向上した練習施設で成長を遂げ、神奈川の雄は選手権で今夏勝ち取ることのできなかった“あと1勝”、日本一を果たす。
(取材・文、写真 吉田太郎)
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