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「どちらが長くボールを持てるか」の勝負で上回った横浜創英、個の強さも加えて麻布大附撃破

ゲキサカ / 2018年9月23日 15時19分

 1点差で我慢する麻布大附はワンツーから打開を図るMF竹野翔(3年)ら交代出場組がテンポ上げて反撃。だが、39分に竹野が放った右足シュートはGK正面を突いた。逆にアディショナルタイム突入後の42分、横浜創英は金子のインターセプトからスルーパスで綿谷が抜け出す。最後はエースがGKとの1対1を右足で制して2-0とした。

 麻布大附も直後に前線で繋いでから交代出場MF北野寛大(3年)が右足でゴール。1点差とした麻布大附はさらにセットプレーから繋いでゴール前にまで持ち込んだ。だが、シュートを打つことができずに試合終了。横浜創英が2-1で勝利した。

 横浜創英の宮澤崇史監督は「主導権争いで勝てたのは勝因。どちらが長くボールを持てるか。そこでウチが奪い切れたことで流れが来た」とコメント。“ボールの握り合い”で主導権を握った横浜創英が、3回戦(10月20日)へ駒を進めた。

 宮澤監督は今年のチームについて「25人くらい誰が出ても変わらない。競り合いながらチームを作っている」と説明する。インターハイに初出場した13年や16年はまだ主力とサブとの間に力の差があった印象だが、「創英モデル」の攻撃スタイルに憧れて進学してくる選手が増えて層が厚くなっている。

 綿谷ら力のある個の存在もあり、指揮官は過去のチーム以上になる可能性を口にする一方、ゲームの中で相手を見て気づく力の向上をより求めている。選手たちはインターハイ予選でPK戦敗退した悔しさも力にレベルアップするだけ。繋いで崩す巧さに加え、個で打開できるタレントも複数擁す今年、横浜創英が選手権初出場を果たす。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018

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