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大前安堵…大宮は“やり直しPK弾”など2発で勝利! 讃岐は試合後も主審に抗議

ゲキサカ / 2018年9月23日 16時23分

PKで追加点を挙げた大宮FW大前元紀

[9.23 J2第34節 讃岐0-2大宮 ピカスタ]

 暫定8位の大宮アルディージャが敵地で同22位のカマタマーレ讃岐と対戦し、2-0で勝利した。後半34分にFW清水慎太郎のゴールで先制すると、同アディショナルタイム2分にはFW大前元紀がPKで追加点をマーク。2試合ぶりの白星で暫定4位に浮上した。

 開始からチャンスを量産しながらもゴールを奪えない時間が続いた大宮。後半34分、PA後方右のMFマテウスが左足でクロスを送ると、途中出場のMFダビド・バブンスキーが頭で落とし、清水が右足で流し込む。一瞬の隙を突き、清水の今季初ゴールでようやく均衡を破った。

 後半43分にはPA内右に抜け出した大前がGK清水健太に倒され、PKを獲得する。キッカーは大前が自ら担当。右足のシュートはゴール右に外れるが、キックの前に讃岐の選手がPA内に入っていたとして蹴り直しとなる。

 後半アディショナルタイム2分、2度目のPKに臨んだ大前は右足でゴール右に沈め、得点ランク首位の今季20ゴール目を記録。エースは得点後、安堵の笑顔を見せた。大宮は相手の反撃を無失点に抑え、2-0で完封勝利。2試合ぶりに勝ち点3を獲得した。

 最下位の讃岐は2試合ぶりの黒星で9戦勝ちなし(2分7敗)。選手たちがPKのやり直しに関して試合後も主審に抗議するなど、もどかしい敗戦となった。
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