神奈川の注目ストライカー、横浜創英FW綿谷は決勝点も不満の結果。「自分の技術不足です」
ゲキサカ / 2018年9月23日 16時29分
[9.22 選手権神奈川県予選2次2回戦 麻布大附高 1-2 横浜創英高 横山公園]
1-0で迎えた後半アディショナルタイム2分、横浜創英高はMF金子拓真主将(3年)のスルーパスから背番号10が独走する。そしてGKとの1対1から右足シュート。このゴールが決勝点となり、横浜創英は3回戦進出を決めた。
U-17神奈川県選抜歴を持つ注目エースFW綿谷航平(3年)は、勝利を決定づけたゴールについて「DFが後ろから追ってきていて、GKと1対1で右足を振るか、左足を振るか結構迷っていたんですけれども、自分は右足の方が確実だと思ったので、右足で逆サイドネットに入れました。1-0だと追いつかれたら向こうに波が傾いてしまう。あそこで決められて良かった」と説明。ただし、「きょうは3点獲らないと」と猛省していた。
この日は得点シーン以外の決定機が3度、4度。タイミングの良い抜け出し、ショートコンビネーションからフィニッシュの場面に絡んだ。そのスピードによって相手のわずかな隙を決定機に変えていた綿谷だが、この日はシュート精度を欠いていた。
これには宮澤崇史監督も「きょうの出来だと1点じゃ物足りないですね」と苦笑。本人も「全然ダメ。前半も後半もシュート決められるところがあった。自分の技術不足です」と素直に反省していた。
インターハイ予選では守りを固めてきた横浜隼人高をこじ開けることができずに無得点でPK戦敗退。サイドからのドリブルでDF2枚を剥がしてクロスを上げることも、中央でラストパスに合わせることもできなかったことを反省する。
「本当に不甲斐ないところがあってチームが勝てなかった」。その悔しさも持って臨んでいる選手権。勝利とゴールへの思いの強さは明らかに増しているが、この日のプレーではチームを勝たせることはできない。
「今大会1試合1得点というのは絶対なんですけれども、チームを鼓舞する声だったり、献身的な守備というところにも重点を置いてやっていきたいと思っています」。関東の強豪大学へ進学予定のFWにとって選手権は、将来のプロ入りへのアピールの場でもある。自分に課したノルマを果たし、今回は頂点までチームを勝たせ続ける。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
慶應義塾が「神栖ワールドユースフットボール」で1位Tへ進出し、貴重な経験。得点源のFW阿部雄大主将「役割を果たさないといけない」
ゲキサカ / 2024年7月16日 21時43分
-
内容、意識も徐々に向上。「もっとできる」市立船橋はより細部にこだわって1勝で乗る
ゲキサカ / 2024年7月7日 10時11分
-
個人、チームで再現性を出した崩し。三重がタフな四中工をPK戦で下して「一歩前進」の三重決勝進出
ゲキサカ / 2024年6月26日 19時24分
-
5発でプリンス関東2部無敗首位をキープ。山梨学院は隙をなくし、プレミア勢とも互角に戦えるチームへ
ゲキサカ / 2024年6月23日 6時9分
-
強度に苦戦しながらもバトルし、連係や決定力で差。U-16日本代表がベネズエラを4-0撃破!
ゲキサカ / 2024年6月22日 8時14分
ランキング
-
1大谷翔平 球宴8打席目で初アーチ 主役の豪快な先制3ランにファン総立ち 日本選手初の柵越え弾
スポニチアネックス / 2024年7月17日 9時56分
-
2真美子夫人の気遣いが「日本人らしい」 大谷と夫婦揃って球宴、話題になったさりげない行動とは
THE ANSWER / 2024年7月17日 8時4分
-
3「面識のない女性を3対1で…」性的暴行で逮捕・佐野海舟容疑者「社会を知らない」と危惧していた父…直前に「プライベートも楽しむ」“意味深”投稿
NEWSポストセブン / 2024年7月17日 19時23分
-
4大谷翔平の“球宴初アーチ”に今永昇太も口あんぐり 確信弾に同僚すら驚愕
Full-Count / 2024年7月17日 10時15分
-
5大谷翔平の球宴弾ゲット「息子にあげる」 記念すべき1球に父親大興奮「スーパーな気分」
Full-Count / 2024年7月17日 10時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください