今季初ゴールは『助言』がきっかけ? 浦和MF長澤和輝「岩波選手が…」
ゲキサカ / 2018年9月24日 1時27分
[9.23 J1第27節 浦和4-0神戸 埼玉]
“ラストプレー”を認識してからの果敢な攻撃参加。ゴールラッシュの大トリを飾ったのは、今季ここまでゴールがなかった浦和レッズMF長澤和輝のヘディングシュートだった。
一番の見せ場が訪れたのは後半31分、交代ボードに自身の背番号『15』が表示された直後のことだった。「岩波選手が掲示板を見て、『交代だから結果を残してきてよ』って言ってきたので、上がってやろうと思っていました」(長澤)。
プレーの切れ間ではなかったが、流れの中で“伝言”を受け取った長澤はゴール前にフリーラン。一度はMF柏木陽介の縦パスをトラップしきれなかったが、セカンドボールからのクロスをヘディングでねじ込んだ。
「ボールがすごく良かったし、ゴールもすごく近かったんで、そんなに難しくなかったです」。J1リーグ戦では昨年10月29日の第31節広島戦以来、約11か月ぶりとなる得点に「結果を残すことができて良かった」と喜んだ。
この日の浦和は神戸対策の3-5-2システムを採用していたが、逆三角形に並ぶ中盤中央の2列目に入った長澤はFWルーカス・ポドルスキとマッチアップ。MF青木拓矢の先制点の場面では長澤が競り勝ったところからゴールが生まれた。
「あそこは五分のボールだったけど、青木くんもいたので、先に触ろうとした。こぼれたところ次第では僕も狙おうかなと思っていたけど、青木くんがうまくGKの逆を取って決めてくれた」とやや後方で支えていた相方を称えた。
後半は相手がシステムを変更したこともあり、サイドに開いて応対する場面もあったが、最後まで連係は乱れず。「相手が変わっても、僕たちがやることは相手のサッカーを見ながら止めるということ。臨機応変に変えていこうと話していた」と振り返った。
(取材・文 竹内達也)
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