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「止まってプレーして、相手が来てから…」 郷家友太が明かした新生・神戸の狙い

ゲキサカ / 2018年9月24日 1時21分

新体制のチャレンジに前向きな姿勢を示したヴィッセル神戸MF郷家友太

[9.23 J1第27節 浦和4-0神戸 埼玉]

 新体制をスタートさせたヴィッセル神戸だが、すでに新しいカラーは随所に見られていた。リージョ監督の目指すサッカーに言及したMF郷家友太は「止まってプレーして、相手が来てからボールを出す」と新指揮官の狙いの一端を明かした。

 吉田孝行前監督を解任し、リーガ・エスパニョーラで豊富な指導経験を持つリージョ監督の就任が決まった神戸。労働ビザの関係でベンチ入りできるのは先になるが、暫定的に指揮を執る林健太郎監督の下で再スタートを切っている。

 新体制の初陣となった浦和レッズ戦では3-5-2の新システムを採用。最終ラインの3枚とアンカーを使ってゆっくりとパスを回し、着実にボールを前進させていく狙いが見られたが、先制点を奪われて以降は防戦一方で、0-4の大敗というほろ苦い船出となった。

 試合後、フル出場した郷家は「後ろが3枚になると、前線にかける人数だったり、DFが余裕を持ってボールを持てるという部分は変わった」とシステムの違いを説明。続けて「吉田監督の時は下がって受けて良いと言われていたけど、ファンマ(・リージョ)監督になってからは前に張っているように言われている」と自身の役割の違いに言及した。

 新指揮官からは「身体が疲れるよりも、頭を使って頭が疲れるようなプレー」を求められているといい、具体的には「止まってプレーをして、相手が来てからボールを出せというのを日々言われている」。そのうえで「戦術を理解しつつ、もっとゴールにつながるプレーをしていきたい」と自身の役割を認識している。

 林監督は試合後の記者会見で「われわれが目指すものはボールを持ち続けるところ」とハッキリと宣言。この日は浦和のプレッシングを受けての判断ミスが目立つなど、ポゼッションサッカーを確立するまでの道のりは短くなさそうだが、選手たちには徐々にエッセンスが伝えられているようだ。

(取材・文 竹内達也)
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