気負わず、楽しんでこそ。背番号10・中島が考える“勝利の法則”
ゲキサカ / 2018年10月11日 20時50分
森保一監督が「世界的に見ても、だれでもつけられる背番号ではない」と、特別な重みを表現した10番。9月のコスタリカ戦に続いてその番号を背負うことになった日本代表MF中島翔哉(ポルティモネンセ)が、パナマ戦を翌日に控えたデンカビッグスワンスタジアムで、あらためて背番号に対する思いを語った。
「10番はすごく好きな番号。つけられるのはすごくうれしい。背番号でサッカーをやるわけではないけど、今まで10番を背負ってきた選手は本当に良い選手。責任は理解しているつもりです」
森保ジャパン初陣となったコスタリカ戦。4-2-3-1の左サイドハーフで先発した中島は、前半16分に自身の右CKからオウンゴールとなる先制点を演出すると、後半21分にはMF南野拓実の追加点の起点となり、3-0の勝利に大きく貢献した。しかも、中島が示した価値は、点に絡んだことだけではない。全身で楽しさを表現するフレッシュなプレーぶりは、新生・日本代表の勢いを象徴するものとして多大なるインパクトを残した。
2シーズン目となったポルトガル・リーグでも絶好調だ。帰国直前の7日に行われたスポルティング・リスボン戦では、ポルティモネンセの全4得点に絡む2ゴール2アシストの活躍。名門を相手にチームを4-2の勝利に導く華々しい活躍を見せた。公式戦33試合で10ゴール13アシストを記録した加入1年目の昨季に続き、今季もすでにリーグ戦7試合で4ゴール3アシスト。人を使うプレーでも、個で打開するプレーでも高いレベルのパフォーマンスを披露する姿は、まさに「10番」にふさわしい。
「スポルティングのような強いチームに勝てたのは良かった。代表ではメンバーもやり方も多少違うので、その違いを頭に入れながら、でも試合になったら自信を持って楽しんで勝利できればいい」。気負うところのない中島が最も大事にしているのは楽しくプレーすることだ。
「サッカーを始めたのは楽しいからだから、楽しんでいるのはずっと。でも、楽しんでプレーすることで良いプレーになることが自分の場合は多くて、それがチームの勝利につながる。だから自分にとっては大事だと思います」。今回はロシアW杯の主力組も合流し、取材エリアでは来年1月のアジアカップを意識したコメントも聞こえてくるようになってきた。しかし、中島は言う。
「自分の場合は、まずは明日の試合で、チームとして良いプレーをしないといけないと思っている」。目の前の一戦に集中し、楽しむ姿でチームを勝利に導くつもりだ。
(取材・文 矢内由美子)
●アジアカップ2019特設ページ
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